自分で設定するにあたって非常に苦労したので環境構築のメモを。同じ状態を作りたい人はレアだと思うのであくまで自分用。
【ニーズ】
MacBookProRetina(mid2012)にWindows7、Mac OS X(Mavericks)、Ubuntu13.10をインストールしつつ、全部のOSからアクセスできるデータパーティションが欲しい。
GUIで「Windows」「Max OS X」「Ubuntu」を選択して起動したい(rEFIndを使用)
【構成】こんな感じにパーティションを分けたい
1)MBR 200MB
2)Windows7 ntfs 70GB
3)Data ntfs 100GB
4)Ubuntu13.10 ext4 30GB
5)Mac OS X(Mavericks) 40GB
【作業】
A)Mavericksで「構成」に沿ったパーティションを切る。ntfsでパーティションはできないのでHFS+などでとりあえず容量を確保。
B)パーティションを確保したら5)のパーティションにMavericksをインストール。特につまる所はないはず。
C)Mavericksの起動を確認したら「rEFInd」をインストール。プロジェクトページが寄付バナーだらけだけど「Get rEFInd」で「Binary」を選んでダウンロードし、ダブルクリックで展開、端末から「Downloads」フォルダに移動して展開されたフォルダ内の「install.sh」を実行してパスワード入れれば終了。
D)普通に再起動してrEFIndが起動し、Mavericksが起動できる事を確認。Mavericksはここまで。
E)DVDドライブにUbuntu13.10のDVDを入れて再起動し、rEFIndから「DVD」が選択できるのを確認。DVDから起動。
F)Ubuntu13.10のインストール。「その他」で4)のパーティションを開放してそこにインストールし、ブートローダーも4)にインストールされるように作業。そんなに難しくない。
G)Ubuntuのインストールが終わったら再起動をかけ、rEFIindから「Mac OS X」と「Linux(Ubuntu)」が起動できるのを確認。Ubuntuもここまで。
H)DVDドライブにWindows7のDVDを入れ、再起動。起動時に「Option」キーを押しっぱなしにし、rEFIndからではなく直接DVDを選択して起動。
I)パーティションは2)のパーティションを開放してntfsでフォーマットしなおしてインストール。インストールも難しくない。再起動後はrEFIndから起動してOK。
J)Windowsのインストールが終わったらrEFIndから「Mac OS X」「Windows7」「Linux(Ubuntu)」が起動できるのを確認。Windows7で3)のパーティションをntfsでフォーマットして終了。
肝になるのは「rEFIndはMavericksの直後にインストール」「次にUbuntuをインストール」「Windowsは最後に」「WindowsはrEFIndからではなくOptionキー長押しから」です。
そこだけ理解していれば難しいものではありませんでした。
(まあそこにたどり着くのに20回位インストールを繰り返したんですけどね……)
この記事を書いた人 Wrote this article
如月翔也 男性
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