どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
今日はインテルMacの調子が悪い場合のトラブルシュートの方法についてお話したいと思います。
Macが不調な時に試す事
Macを使っていて「あれ?」と思う場合、大体の場合は気のせいなんですが、気のせいではないと思う場合ちゃんとおかしいと思うところと向き合ってトラブルシュートする必要があります。
もちろん即座にアプリメーカーに問い合わせる・Appleに問い合わせるという選択肢でも悪くはないんですが、純正アプリ以外を使っている場合基本的に自己責任の範疇になってしまうので毎回助けて貰えるとも限りませんし、自分である程度問題の切り分けができているといいでしょう。また、サポートを求めた場合もこれから書くトラブルシュートの内容は「試して下さい」と言われる可能性が高い方法なので、その時に「もう試しました」と言って話を進められるようにしておくといいでしょう。
Macが不調だな、と思う時には次の順でトラブルシュートを試してみて下さい。
アプリの再起動を試す
まず最初に疑うべきはアプリの不調です。アプリを使っていてアプリが一時的に不具合を起こしたり暴走している可能性があります。
アプリの一時的な不具合・暴走の場合、アプリを一回終了した上でアプリを再起動すると問題が修正される可能性があります。
アプリの再起動の方法は、再起動したいアプリを最前面にした状態でメニューバーの「<アプリ>」の項目をクリックし、その中にある「<アプリ>を終了」を選んでアプリを終了させます。
その後再度そのアプリを起動してみて問題が解消されているか確認して下さい。
Finderの再起動を試す
次に疑うべきはFinderの一時的な不具合・暴走による問題の発生の可能性です。
Finderに一時的な不具合が発生している場合・暴走を起こしている場合Macが思うように動作しない可能性があります。その場合はFinder再起動で問題が解消する場合があります。
Finderの再起動はDockのFinderアイコンを「option」キーを押しながら右クリックして「再度開く」の項目をクリックする事で実行できます。画面が一瞬フラッシュする可能性がありますので驚かないで下さい。
その後Macの動作が治っているかを確認して下さい。
Macを再起動する
アプリ・Finderの再起動で問題が修正されない場合、Mac自体が一時的な不具合に見舞われている・暴走している可能性があるため、Macを再起動してみるといいでしょう。
画面左上のアップルマークをクリックして「再起動」を選択してMacを再起動します。
Macは起動させっぱなしだと1週間程度で調子が悪くなる傾向があるので、たまに意識して再起動すると良いです。
Macを再起動してみて問題が解消しているか確認して下さい。
Macのセーフブートを試す
通常の再起動で問題が解消されない場合、設定やログファイルが悪さをしている可能性が考えられますので、プリロードする設定やログファイルを削除して起動する「セーフブート」を試しましょう。
Macを一度終了し、起動し直す時に左の「Shiftキー」を押しっぱなしにして起動します。起動関係のファイルを読み直すので結構時間がかかりますが押しっぱなしにしておいて下さい。
時間が経過してMacが起動するので、その時に画面右上に赤い文字で「セーフブート」と表示されていればセーフブート成功です。
セーフブートができたら設定やログファイルが消えているのでセーフブートした状態には用はないのでそのまま再起動します。
再起動して問題が解消されているか確認して下さい。
NVRAMのクリアをためす
セーフブートしても問題が解消しない場合、Macに搭載されているNVRAMという設定を記憶する領域に問題が起きている可能性があるので、NVRAMのクリアを試しましょう。
Macを再起動してすぐに「optionキー」「commandキー」「pキー」「rキー」の4つのキーを押しっぱなしにして20秒ほど押し続けます。起動音が鳴るタイプのMacをお使いの場合、2回起動音が鳴るので2回目がなったら手を離して大丈夫です。起動音がならないタイプのMacの場合、一度Appleマークが表示されてから画面が黒くなりもう一度Appleマークが表示されるのでそれが目安です。不安な方は20秒数えながら押しっぱなしにしても大丈夫です。
そのままMacが起動しますので、問題が解消されているか確認して下さい。
SMCをクリアしてみる
NVRAMをクリアしても問題が解消しない場合、SMCという領域の情報が狂っている可能性が考えられるので、SMCのクリアを試すと良いでしょう。
まずMacの電源を落としてから電源を抜き、通電しない状態にしてからキーボードの左側にある「optionキー」と「Shiftキー」と「controlキー」を押しっぱなしにしながら電源キーを押し、電源キーも押しっぱなしにしながら10秒間キーを押し続けます。その後普通に起動して(電源につなげても良いです)問題ありません。
起動してみて、問題が解消されているか確認して下さい。
ユーザーを作り直してみる
ユーザー依存のファイルが壊れているために問題が発生している可能性も考えられますので、一度Macで新しいユーザーを作り、そのユーザーでログインしてみます。
画面右上のメニューから「システム環境設定」を開き、「ユーザーとグループ」を開き、名前が表示されている欄の下に+ーのボタンがあるのでその下の鍵マークをクリックして認証を通してからアクティブになる+のボタンを押して「フルネーム」「アカウント名」「パスワード」「確認」を入力してユーザーを作成します。
その後画面右上のメニューから「ログオフ」を選んで今のユーザーを抜け、新しく作ったユーザーでログインし初期設定を行います。
新しいユーザーで使ってみて問題が解消されているか確認して下さい。
Googleで調べる
ここまで切り分けて問題が解消しない場合、個別の問題の可能性が非常に高いので、Googleなどの検索エンジンを使って問題を調べてみるのが良いでしょう。有益な情報があれば役に立ちますし、意外と自分と同じ問題に陥っている人が見受けられると思います。
大体の場合はトラブルシュートの方法も共有されていると思いますので、自己責任の範囲ですが色々試してみると良いでしょう。
OSをリカバリする
ここまでやっても全部ダメの場合、根本的にデータがおかしくなっている可能性が考えられるので、Mac OSをリカバリする方法があります。
ちょっと手がかかり面倒な作業なんですが飛ばしたい場合次以降に進んでもいいんですが結局リカバリする羽目になると思います。
リカバリはパソコンを落として起動時にCommand+Rキーを押しっぱなしで起動、ディスクユーティリティでSSDを消去してからOSのインストールを選べばオーケーです。
これで問題が修正されなかった場合機械的な問題なのでAppleにサポートを求めて物理修理して貰う事をお薦めします。
アプリ提供元・Appleにサポートを求める
ここまで切り分けても問題外解決しない場合、アプリの提供元やAppleにサポートを依頼すると良いでしょう。
早々にサポートを要求してもいいんですが、サポートの中で「Googleで調べる」以外の項目は案内される事になると思いますので、案内されたら「それは試しました」と伝えると話が早いでしょう。
Appleはサポートが手厚い会社なのでかなり深い所まで問題の解決に付き合ってくれるので、諦めないでサポートを受けるのが大事です。
最悪の場合
最悪の場合、Appleに聞いても問題が解消しない場合があります。
私の実体験だと不規則にKernel Taskが暴走する症状に悩まされて全部試してもだめだったのでApple社に問い合わせたのですが「純正アプリ以外を使わないで下さい」と切り捨てられた事があります。
結局一回諦めて半年使ったんですが問題が解消せずに気が狂いそうになったのでもう一度問い合わせたら物理故障の可能性があるという事で引取修理になり、バッテリー交換で症状が改善した、という実例があります。
やれる事を徹底的にやったのであればあとはAppleの問題なので、機械的な修理が疑われる時はそれをはっきりと告げて一回引取修理してもらった方が良いです。
まとめ
という訳で、インテルMacのトラブルシュートの方法について段階を踏んでご紹介いたしました。
これを全部試してだめ、というのはめったに無いパターンなので、その場合はApple送りになるんですが、大体の場合上記トラブルシュートの中のどれかの方法で問題が解消するので、諦めないで色々試してみて下さいね。
この記事を書いた人 Wrote this article
如月翔也 男性
如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。 詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!