どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
今日は導入したばかりのpCloudの動作が怪しい、というお話しをしようと思います。例によって戯言編成です。
- 1. pCloudとは
- 2. 2TBのWebストレージを350ドルで買い切りなんですが
- 3. バックアップ、同期、クラウドドライブと色々な使い方があるんですが
- 4. 私はOneDriveと噛ませて同期を二重でとっていました
- 5. しかし昨日全てのデータが蒸発したのです
- 6. ゴミ箱に残っていないので操作ミスによる消去ではありません
- 7. MacBookProの方のpCloudがアカウントフルのエラーを吐いており同期の設定が消えていたので
- 8. 今OneDriveからデータの書き戻しをしていますが
- 9. pCloudの方もTrashからデータ復帰ができたので
- 10. pCloudが激しく怪しいんですがまあ1回目なので様子を見ようと思います
- 11. こういう時のためにバックアップを4重化していて良かったです
- 12. まとめ
pCloudとは
pCloudとはスイスのpCloud社の提供するクラウドストレージで、他の会社のサービスに比べると1割くらい値段が安いのと、他の会社のサービスに比べるとセキュアな点で評価されるクラウドサービスなんですが、日本では展開されていないので知名度がまったくないサービスです。
アメリカ・ヨーロッパにサーバーがあり物理的に遠いんですが速度的な制限をかけていないのでそれなりの速度で転送できるので使い勝手は決して悪くありません。
2TBのWebストレージを350ドルで買い切りなんですが
pCloudのサービスとして独特なのがクラウドの買い切りを行っており、500GBのストレージを175ドル、2TBのストレージを350ドルで買い切って使う事ができるのです。
買い切りとはいえクラウド、複数箇所に分散されてデータが格納されていますし物理的な故障がないので壊れないRAID付きのハードディスクを買ったようなもので決してコスパは悪くない買い物なんですが、私は先日2TBを契約しました。
バックアップ、同期、クラウドドライブと色々な使い方があるんですが
pCloudは使い方がたくさんあり、データのバックアップにも使えますしフォルダの同期もでき、ドライブ自体をクラウドドライブとしてマウントできたりと色々な使い方があるんですが、私はメインで同期を使おうと思って契約しました。
ただ、メインのデータを同期しておけばクラウドドライブでマウントした時に同期したフォルダにアクセスして中のデータに触れられるので非常に便利だなと思っており、安定してこの使い方ができるのであれば他のクラウドには用はないな、と思います。
私はOneDriveと噛ませて同期を二重でとっていました
私はもともとOneDriveを使ってフォルダを同期していたので、今回pCloudを追加するにおいてまずOneDriveの中にpCloudの同期フォルダを掘って、OneDriveで全て同期しつつpCloudも動かす形にしていたのです。
しかし昨日全てのデータが蒸発したのです
しかし昨日突然全てのデータが蒸発していたのです。pCloud・OneDriveに同期しているファイルが全部、です。
今までにこういう状況になった事は一度もなく、自分も面食らったのですが、メインパソコン・サブパソコン、両方のデータが全て消えており、クラウド上で見てもpCloudもOneDriveもフォルダが何も同期されていない状況だったのです。
ゴミ箱に残っていないので操作ミスによる消去ではありません
こういう時一番信用がならないのは自分で、操作ミスで全部消した可能性は否めないんですが、メインパソコン・サブパソコン、両方のゴミ箱にも何も残っていない状況で、無意識にフォルダを消してゴミ箱も空にするのは考えづらいので操作ミスによる消去という線はなくなり、何らかの問題が起きている事になります。
MacBookProの方のpCloudがアカウントフルのエラーを吐いており同期の設定が消えていたので
ここで一つ情報がありまして、メインパソコン側のpCloudが「アカウントフル」のエラーを吐いていたのです。
pCloudの容量は2TB、私のメインパソコンの容量は1TBなのでひっくり返ってもアカウントフルにはなりえません。しかしそのエラーが出ているのです。
また設定を確認したところ設定していたフォルダ同期の設定2個が消えている状態で、同期設定そのものが無くなっていました。
なのに、スマホからアプリにログインすると設定してもいないフォルダが同期されていてファイルが読めるのです。これは大問題です。
今OneDriveからデータの書き戻しをしていますが
今消えたデータについてはOneDriveから書き戻しをしていますが1日くらいかかる作業なので今は何もせずデータが降ってくるのを待っている状態です。
データが戻ったらもう一度pCloudで同期設定をしてみて、同じ問題が再発しないかを確認しないといけないな、と思っています。
pCloudの方もTrashからデータ復帰ができたので
pCloudのサーバーの方も消えたフォルダがTrashにそのまま残っていたのでTrashからデータ復帰をかけてこれは10分くらいで終わったので良かったと思っているんですが、問題はOneDriveで書き戻したデータが「編集したファイル」に認定されるかで、された場合はメインパソコンから500GBほどpCloudに同期が走るので2〜3日かかる見通しになる部分で、環境復旧に時間がかかりすぎるのです。
pCloudが激しく怪しいんですがまあ1回目なので様子を見ようと思います
今回の件についてはエラーを吐いている件、同期設定が勝手に消えている件、同期していないフォルダが勝手に同期されている件から見てpCloudのアプリの挙動が相当怪しく、こういう事を二度三度と繰り返されるのであればpCloudは同期には使えないという結論になるので良くないと思うんですよね。
まあ同期が怪しいのだとしたら同期自体はOneDriveにまかせてしまってpCloudはファイルのバックアップとクラウドドライブだけに使うという方法があるんですが、クラウドドライブで使えるという事は同期できていると利便性が物凄く増すという事なのでできるだけ同期して使いたいニーズがあり、暴走しないように3日に1回再起動するだとか、なにか良い方法があればいいな、と思います。
使っている範囲でいうと設定がおかしい時はログアウトとログイン、駄目ならアカウントのアンリンクとリンクし直しで直る感じなので(アンリンクは同期設定が消えますが)、ログアウトとログインのし直し程度で上手くコントロールできてくれればいいな、と思います。
使っている範囲での印象は使い方が多い割にクライアントが不安定だという印象があるのでもうちょっと安心感のあるアプリ作りをしてくれると助かるんですが、現時点ではこういうアプリなので上手く付き合っていくしかないな、と思います。
こういう時のためにバックアップを4重化していて良かったです
今回はデータ蒸発してクラウドから復旧が出来ましたが、出来なかった場合に備えてデータは今の2重同期に加えてプラス2重のバックアップを噛ませているので万が一クラウドから復旧できなくてもバックアップから復旧できたパターンなので、普段から油断せずに二重三重四重のバックアップ体制を組んでおいて本当に良かったと思います。
自分でも多少偏執狂的なバックアップ体制だとは思うんですが、昔バックアップ2重の両方が同時に死んだ事があるのでそれ以来二重では安心できず三重以上のバックアップをしているんですが、役に立って良かったです。
クラウドから書き戻すのに並行させてバックアップから書き戻しているので復旧速度も早いですし、まあいいんじゃないかと思います。
まとめ
という訳で、pCloudとOneDriveで二重の同期をとっていたのにデータが蒸発した、pCloudのアプリの動作が怪しい、というお話しでした。
とりあえず様子を見ますが二度三度になると運用を考えないといけないな、と思います。
この記事を書いた人 Wrote this article
如月翔也 男性
如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。 詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!