どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
今日は購入9ヶ月目になるApple SilionであるM1チップ搭載のMacBookAirについての使用レビューです。素晴らしい性能で今買っても十分な性能があるという結論です。
M1搭載MacBookAirとは
M1搭載MacBookAirとはAppleの開発・販売するノートパソコンの一種で、CPUにインテルCPUではなくApple SiliconであるM1チップを搭載したMacBookAirを指します。
去年の11月に発売されたモデルで現状最新モデルで、ノートパソコンのラインナップでいうと非常に安くて買いやすいモデルなのです。
私は発表の翌日に予約して11月中に入手する事ができたので、今で大体9ヶ月使っている計算になります。
私が使っているのはMacBookAir(16GB・256GB)モデルです
私が使っているモデルは吊るしのモデルではなくメモリを8GBユニファイドから16GBユニファイドに変更したモデルで、ストレージはカスタマイズしなかったので256GBのモデル、イコール7コアGPU8コアCPUのモデルです。
メモリを拡張しているので使い勝手はかなり良くなっているはずなので、他の8GBのモデルを購入した人のレビューよりも良い結果になっていると思います。
しかし、あえて言いますが、M1搭載MacBookAirはメモリを16GBユニファイドにするのが正解で8GBで手を打つくらいならもう2万貯まるまで買わない方が良いと思うのです。
メモリは後で足せない上に外付けSSDのように買い足す選択肢がないので、メモリだけは妥協すべきではありません。
この構成で税込み14万円程度なので非常に買いやすいです。
比較対象のパソコンはインテルMacBookPro15インチ(2018年モデル)ストレージ以外特盛モデルです
今回比較対象として持ってきたノートパソコンは私のメインパソコンであるインテルMacBookPto15インチ(2018年モデル)のストレージ以外特盛スペックです。
CPUをクアッドコアCore i7からヘキサコアCore i9に、メモリを16GBから32GBに、ストレージを512GBから1TBに、グラフィックボードをRadeon Pro Vega 20にカスタマイズしたマシンで、当時リファービッシュでApple Care付きで約50万円で購入した代物です。
比較してほぼ差がなく、場合によってはM1搭載MacBookAirの方が便利な場面も多くあります
本来比較するには値段の差が大きすぎて話にならない金額なんですが、ぶっちゃけ比較して言うと性能面ではほぼ差がなく、場面によってはM1搭載MacBookAirの方が便利な場合も多々あります。
ベンチマークスコアで言うとほぼ同等、場合によってM1の方がスコアが出る部分があります。GPUのスコアで言うと流石にMacBookProの方が幾分高いんですが、実際に使ってみて「こっちが早い!」という程の差は出ないです。
その時点で話としてはおかしくて、値段で3倍の差があるならスコアは倍くらい違わないとコスパ的におかしいんですが、試してみると全然差がありません。
致命的な違いは仮想環境についてでしょう
インテルMacとM1搭載Macの最大の違いは仮想環境についてでしょう。
インテルMacなら今までの仮想環境がそのまま使えますが、M1搭載Macは今までの仮想環境がそのまま使えず、Windows10もARM版のプレビュー版をParallels Desktopで動かすのがせいぜいですし、BootCampで直起動ができなくなったのは致命的な差だと思います。
また地味にAndroidの仮想化環境がM1搭載MacにはないのでAndroidゲームを仮想化して遊びたければインテルMacを選ぶしかありません。
Windows11についてはやはりBootCampは無理、Parallels Desktopを使ってARM版Windows11を実行する事になりそうですが、ARM版のWindows11が販売されるのかという疑問点があり、どうしても仮想化が必要な人はまだインテルMacを選ぶべきだと思います。
他の面ではほぼ差を感じないです
仮想化以外の点についてはアプリの対応も行き渡っておりほぼ差を感じる事はないです。
フリーソフトでデバイスの奥深くに関わるものは非対応である場合がありますが(例:SoundFlower/BackGroundMusic)代替のアプリが大抵の場合ありますし、App Storeで買うようなアプリはほぼ全てApple Silicon対応している感じなので気にせずに使えると思います。
私は自分が使っていたソフトで動かなくなったのはSoundFlowerだけで、しかもこれはM1だからではなくBIG SURだから駄目、という問題なのでM1だから駄目、という話ではないと思います。
電力効率、排熱の面でいうと遥かに上回っている部分もあるので
性能面では大きな差がないと言いましたが、電力効率・排熱の面でいうとM1搭載MacBookAirの方が激しく優れていて、MacBookAirなら30Wで動きますし、電力持ちも相当で、普通に使い続けて8時間かそこらは余裕でバッテリーが持ちます。また熱が全然出なくて、インテルMacだと起動後から60〜70度で安定するんですが、M1搭載Macの場合40〜45度で安定します。
HandBrakeなんかでCPUを100パーセントに張り付かせて長時間使うと70度が見えてきますがその程度で、熱暴走させるのはかなり難しいミッションだと思います。
実際今私は3週間位M1搭載MacBookAirだけで過ごしているので
というかどれくらいメイン機に迫る・それを超す性能かを端的に表すと、私この3週間ずっとM1搭載MacBookAirをずーっと使っています。メインパソコンであるインテルMacBookProには電源を入れていません。それでも全く不満なくパソコン生活が送れています。
正直この季節に爆熱を発するインテルMacBookProは使いづらい部分があるのと、あとキーボードのタッチタイピングを練習しているのでキーボードを変えたくないニーズがあってM1搭載MacBookAitを使っているんですが、快適そのもので不満がまったくないので満足しています。
唯一WindowsとAndroidの仮想化が出来ないデメリットがあるんですが、Windowsは実機があるのとParallels DesktopでARM版のWindows10プレビュー版を動かしているので問題ないですし、Androidについても実機があるのでそれを使えば事が済むのであまり困っている感じでもないです。
それよりも14万のパソコンでここまでストレスフリーなのって他にないな、と思っていて、機能で言ってもコスパで言ってもぶっちぎりでおすすめ度の高いデバイスだと思います。
まとめ
という訳で、購入9ヶ月になるM1搭載MacBookAirのレビューをお送りしました。
結論を言うと、14万円以上の価値は確実にあるので、Macを使いたい人なら誰にでもおすすめできる名機です。
みなさんもぜひ導入してみて下さいね。
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この記事を書いた人 Wrote this article
如月翔也 男性
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