iPadとMacでSideCarが「その他のエラーが発生しました(32002 )」で接続できない場合

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 どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日はiPadとMacを使ってSideCarを使った時に「その他のエラーが発生しました(32002 )」のエラーで接続ができない場合のトラブルシュート方法についてのお話しを中心に戯言編成でお送りしたいと思います。

SideCarとは

 SideCarとはMacとiPadを連携して使う機能の一つで、Wi-Fiを経由してMacとiPadをつなぎ、iPadをMacのサブディスプレイとして使う機能を指します。
 現行のMacとiPadでは当然の機能の一つで、この機能があるのでMacを使う人はタブレットをiPadにする意味があると言われているくらいの機能なんですが、M1搭載MacBookAirとiPad miniを持ち歩いて出先でSideCarを使うと非常に便利なのです。
 今回iPad miniを導入したので今使っているMacBookProからSideCarでサブディスプレイを使いたいと思い、セッティングしたんですが問題が起きたのです。

本来コントロールセンターから即座に接続できるものなんですが

 本来であればSideCarはシステムに融合した機能なので、コントロールセンターからiPad名を選択すれば即座に登録されて接続されるシステムになっており、コントロールセンターから指定するだけで簡単に使えるはずなんですが、今回は上手く行きませんでした。

今日iPad miniでSideCarを起動したら「その他のエラーが発生しました(32002 )」のエラーだったのです

 今日iPad miniでSideCarを起動したら我慢が暗転したあとにもとに戻り、「その他のエラーが発生しました(32002 )」のエラーで接続ができなかったのです。
 あれ?と思って色々やったんですが、結構手間を取られたので今回問題解消方法を共有しようと思います。エラー32002の場合この順序で問題ないと思います。

トラブルシュートはこの順序で行いました

 トラブルシュートとしては以下の順序で行いました。調べながら進めたので手を取られましたが結果的には解消したので良かったです。
 方法としては、「再起動」「端末名の削除」「有線接続」「SideCar設定の削除」の順で解消して行きました。

端末の再起動を行う

 まずトラブルシュートの基本として端末の再起動を行います。Mac、iPad両方です。
 それだけで直る場合が大多数なのでまず最初に再起動は試すべきです。

BLUETOOTHで端末名を削除する

 次にBUETOOTHの設定をクリアするためにBLUETOOTHでの端末名を削除します。
 Macの場合Appleメニューから「システム環境設定」を開き、BLUETOOTHを選択し、表示されているiPadの名前の横のバツボタンで一回端末名を削除します。
 iPadの場合「設定」アプリからBLUETOOTHを開き表示されるMacの名前を見つけ、その横に表示されているiマークをタップして「このデバイスの登録を解除」を選択します。
 それから端末を再起動してSideCarが使えるか確認します。

有線接続で接続する

 BLIUETOOTHの端末名を削除してもSideCarが使えない場合、有線接続してみてSideCarが使えるかを確認します。
 優先で繋ぐ事でそれ以降無線でも使えるようになる場合があるので有線接続も試してみましょう。

SideCar設定の削除を行う

 端末の再起動、BLUETOOTH名の削除、有線接続でも駄目な場合、システム内部の情報がおかしくなっている可能性があるので設定ファイルを削除します。
「/Library/Preferences/SystemConfiguration」にあるreferences.plistとNetworkInterfaces.plistを削除します。
 Finderを開いて「フォルダを開く」を選び、「/Library/Preferences/SystemConfiguration」を貼り付ければフォルダが開きますので、そこにあるreferences.plistとNetworkInterfaces.plistを削除してからもう一度SideCarを試します。
 この設定を削除した場合ネットワーク設定なんかが飛ぶので設定し直しが必要です。

私の場合これで問題が修正されました

 私の場合端末の再起動で駄目、BLUETOOTH名の削除で駄目、有線接続でも駄目で最終的に設定ファイルを削除してみたらSideCarで接続できるようになりました。
 一度SideCarが使えるようになったら接続は安定していますし、動作も安定しているので非常に使いやすいです。

SideCarを使えると非常に便利なので

 SideCarを使えると、M1搭載MacBookAir/MacBookProの場合ディスプレイの外部出力は1機までの制限に含まれないので、自前で1画面、サブディスプレイで1画面、そしてSideCarで1画面の合計3画面使えるので非常に大きいと思います。
 多分なんですけど今騒ぎになっているM1 Pro/M1 Max搭載のMacBookProのディスプレイ出力制限台数にも含まれないと思うので、4画面・6画面で足りない場合iPad(この場合iPad Proの12.9インチがいいでしょうね)を使ってSideCarを使えば更に1台追加できるので大きいと思います。
 その他SideCarは持ち歩いての環境構築に最適で、この場合M1搭載MacBookAirとiPad miniを組み合わせるのが一番軽量で使いやすい結果になると思うのですが出先にパソコンを持っていって2画面で作業したいだとか、iPad miniは普段から持ち歩いているのでMacBookAirを持つ時に自動的に使える環境になる、という事があるのでそんな感じで使っていけば最高だと思います。

iPad miniの高性能化でSideCarは史上最強の環境価値があるので

 先月iPad mini第6世代が発売されたおかげで300グラム弱の8.3インチ液晶を簡単に入手して使う事ができるようになったため、今SideCarが史上最強の環境価値があるので非常に使い勝手が良いです。
 15インチ・16インチMacBookProの横に置くと画面が小さいので迫力不足は否めませんが、M1搭載13インチMacBookAir/MacBookPro相手であればそんなに弱く見える訳でもなく、サブディスプレイは別に必要としてもさらなる拡張表示領域として8.3インチのiPad miniは決して悪くなくむしろ単体アプリを使う考え方でブラウザなりのアプリ「だけ」を表示して参照するのは断然アリだと思いますので気になる人は試してみるといいんじゃないでしょうか。
 個人的には非常に使い勝手が良いと思いますしiPad miniは単体で使い勝手が良いのにMacBookと連携して活躍できるので非常に気に入っていて、これを使うために購入する価値があると思いますのでお薦めです。

まとめ

 という訳で、今日はiPadとMacを使ってSideCarを使った時に「その他のエラーが発生しました(32002 )」のエラーで接続できない場合のトラブルシュートについてを中心にお送りしました。
 設定ファイル削除は知らないとできないので「そういう方法がある」事だけ知っておけば後で検索できるので便利ですよ。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!