どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
今日はトラブルシュートとしてApple Musicと自分のライブラリが両立しない場合の対処方法についてのお話しを中心に戯言編成でお送りしたいと思います。
Macに自分のライブラリがあり、Apple Musicを契約していて、iPhoneやiPadではApple Musicの曲しか表示されずに自分のライブラリが同期できない場合のお話しです。
トラブル解消のポイントとしてはまずライブラリの同期を外して手作業で自分のライブラリをiPhone・iPadに同期させてからApple Musicのライブラリ同期を走らせる事です。
- 1. 起きている問題
- 2. FinderからiPhone・iPadのミュージックを選択しても「クラウドミュージックライブラリをオフにして下さい」と表示される
- 3. iPhone・iPadの「設定」から「ミュージック」を選択、「ライブラリを同期」のチェックを外します
- 4. iPhone・iPadをMacにつなげてFinderから「ミュージック」を選択、音楽を同期します
- 5. iPhone・iPadからミュージックアプリを開きライブラリ同期をオンにします
- 6. Apple Musicが同期され、自分のライブラリも同居できます
- 7. プレイリストからApple Music側の曲をダウンロードし直します
- 8. 手間はかかりますが確実に直せます
- 9. 基本:Mac1台に設定できるiPhone・iPadは1台ずつです
- 10. まとめ
起きている問題
起きている問題としては、いつからかは不明ですがiPhone・iPadでApple Musicを導入してから、ローカルで管理していたライブラリが消えてApple Musicの曲しか表示されなくなったのです。
持っている曲でApple Musicにある曲はいいんですが、私が持っている曲でApple Musicに登録されていない曲も結構あるので、そういう曲を聞きたい時にライブラリに曲がないので聞けない、という状態なのです。
Apple Musicは便利ですが、「それだけ」を使う事を強制されると自分の所有している曲が聞けない結果になるので嬉しくなく、そして多分これは意図された動作ではないと思うのでトラブルシューティングを行う事にしたのです。
FinderからiPhone・iPadのミュージックを選択しても「クラウドミュージックライブラリをオフにして下さい」と表示される
まずローカルのライブラリをiPhone・iPadにアップロードし直そうと思ってMacにiPhone・iPadをつなげてFinderからiPhone・iPadを選択して項目の「ミュージック」を見ると「クラウドミュージックライブラリをオフにして下さい」という表示でした。
状態で言うと「クラウドミュージックライブラリ」がオンになっているのでローカルからのアップロードが許可されていない状態で、まずはこれを解除しないとローカルからのアップロードが行えないという事でした。
iPhone・iPadの「設定」から「ミュージック」を選択、「ライブラリを同期」のチェックを外します
「クラウドミュージックライブラリ」をオフにするにはiPhone・iPadの設定アプリから「ミュージック」のアプリを選択、右側に表示される項目の中の「ライブラリを同期」のチェックマークを外します。
Apple Musicの曲が全部消えるという警告が出ますが後でダウンロードし直せるので許可を出して一回Apple Musicのライブラリを空にして下さい。
この状態だとiPhone・iPadでミュージックアプリを起動すると「ライブラリ同期はオフです」と表示されて何も曲が出ないのですがこれは無視してアプリを閉じてしまって構いません。
iPhone・iPadをMacにつなげてFinderから「ミュージック」を選択、音楽を同期します
クラウドミュージックライブラリをオフにしたらローカルから音楽をアップロードできるようになっているので、iPhone・iPadをMacにつなげ、FinderからiPhone・iPadを選択して「ミュージック」から音楽の同期を選びます。
持っている曲数によりますが有線接続であればそんなに時間がかからずに転送できるので急がないで見守って下さい。途中で席を外しても基本大丈夫です。
音楽の同期が終わったらiPhone・iPadでローカルのライブラリと同じものがアップロードされているので確認して下さい。
iPhone・iPadからミュージックアプリを開きライブラリ同期をオンにします
iPhone・iPadからミュージックアプリを起動するとローカルのライブラリと同じものが表示されるんですが、その上に「ライブラリ同期はオフです オンにする」という表示があります。これをオンにする事でMacで使っているApple Musicのライブラリを戻す事ができるのでオンにしてApple Musicのライブラリを戻します。これは無線で行われるのでかなり時間を要します。充分なバッテリーを用意した上でライブラリの書き戻しを行って下さい。
Apple Musicが同期され、自分のライブラリも同居できます
この作業を行う事で自分のライブラリが同期されたのに加えてApple Musicのライブラリが同期され、当初想定していたMac側と同じ、ローカルのライブラリとApple Musicの音楽を同居させる事ができるようになります。
Apple Musicで聞く曲をダウンロードして聞いていた人は同じ用にiPhone・iPadでも曲をダウンロードしておく事ができるのでしておくといいでしょう。
プレイリストからApple Music側の曲をダウンロードし直します
Apple Musicでダウンロードして聞いていた曲についてはMacと同じくiPhone・iPadにダウンロードする事ができます。
iPhone・iPad側でミュージックを起動し、Apple Music側のプレイリストを開くと右上に「↓」のマークがあるのでそれをタップすると音楽をダウンロードし始めます。
音楽のダウンロードは無線で行われるのでかなり遅いです。充分なバッテリーを用意した上で長時間iPhone・iPadが占拠されるので覚悟の上で曲を戻して下さい。
私はApple Musicで2000曲くらい落としているので物凄く時間がかかりました。
手間はかかりますが確実に直せます
という訳で、iPhone・iPadでApple Musicと自分のライブラリが両立しない場合、一度設定のミュージックから「ライブラリを同期」のチェックを外してローカルのライブラリをアップロードし直して、それから「ライブラリ同期」をオンにする事で両立させる事ができるようになりますので、お試し下さい。
基本:Mac1台に設定できるiPhone・iPadは1台ずつです
私は今回設定している時に知ったのですが、基本的にMac1台に設定できるiPhone・iPadは1台ずつです。
私はiPadをiPad Pro10.5インチとiPad miniの2台使っているんですがどちらか一方しか選べない、という事なので取り回しが良くて最近使う事が多いiPad miniを優先して使う事にしました。
同じようにメインスマホでiPhone13、サブスマホでiPhoneSEなんかを使っている人だとどちらか一方しか選べないのでなかなか苦しいですよね。
基本的にはメインで使うデバイスに同期しておいてサブは使わない、という方向性でいいと思うんですが、サブの方がよく使うという人であれば(そちらがメインでは?という疑問は出ますが)サブの方を同期しておく方法で良いと思うので、自分がよく使うデバイスを選んで同期しておくのが良いと思います。
まとめ
という訳で、iPhone・iPadを使っている時にMacのライブラリが反映されない場合の対処方法について一応トラブルシュートという形でまとめさせて頂きました。
このあたり意図を汲んで自動で同期してくれるといいんですが、今はそうではないのでこのトラブルシュートが役に立つと思います。
この記事を書いた人 Wrote this article
如月翔也 男性
如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。 詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!