どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
今日はクラウドストレージのpCloudというサービスが非常に使いやすくお薦めですよ、というお話しを中心に戯言編成でお送りします。
pCloudとは
pCloudとはスイスのpCloud社が提供するクラウドストレージサービスで、pCloudは日本ではサービス展開していないので日本では知名度はゼロに等しいんですが、英語圏では結構知られているクラウドストレージサービスで、サービスのセキュアさと値段の安さで知られているサービスなのです。
日本展開していないのでメニューが日本語ではなくサポートも日本語では受けられないんですが、pCloudにしかない特徴があってそれが便利なので私はドル建てで契約して使っています。
今日はそんなpCloudについてどんなサービスかを紹介して行こうと思います。
普通クラウドストレージは2TBで月1200円が相場なんですが
まず最初に、普通クラウドストレージサービスっていうのは単体で言うと2TBで月1200円が相場なんですよね。
OneDriveのようにOffice365に1TBついてくる、というのはあるにはあるんですが、普通のクラウドサービスは月額1200円が一般的な金額で、そして2TB以上の容量はない、というのが一般的です(Google Oneは2TB以上のサービスがありますが)。
月額1200円という事は年額14400円で、Dropboxだと3年契約パックで3万円程度のものがありますがそれでも年額1万円は避けられない金額で、クラウドストレージは結構お金がかかるのです。
pCloudは350ドルで2TBを買い切れるのです
しかしpCloudには非常にユニークな契約方法があり、2TBを350ドルで「買い切る」事ができるのです。一回350ドル払ったらpCloudがサービス提供している限り永久に使えるストレージが手に入るのです。
3年くらいのスコープで見るとDropboxの方がコスパがいいんですが、pCloudは4年目以降も追加料金なしで使えるので4年以上使うのであればpCloudは圧倒的にコスパの良い選択肢になり、買い切る意味が出てくるのです。
pCloudはバックアップに使えるので
そんなpCloudですが、クラウドストレージサービスにしては珍しく3種類の使い方が出来ます。
1つ目はファイルのバックアップ用途で、バックアップメニューからフォルダを指定してあげると「その時点の」フォルダをクラウドにアップして保存してくれます。これはスナップショットと同じであり、バックアップを行った時点でのデータが明示されてアップされるので、書き換えたくないデータがある場合はバックアップで処理するべきです。
pCloudはファイル同期にも使えるので
またpCloudではファイル同期の機能も使えるので便利です。
同期メニューから同期するフォルダを選んで設定すると、そのフォルダの最新の情報がクラウドに同期されます。クラウド側からもパソコン側に同期が走るので、パソコン2台・3台をクラウドを経由して同期する事ができます。
ファイル同期は常に使いたいデータを指定して同期する機能なので、デスクトップや作業フォルダを指定して複数パソコンで同期するのが一番便利な使い方でしょう。
pCloudはクラウドドライブにも使えるので
そしてpCloudはクラウドストレージサービスにしては珍しく、クラウドドライブとしてマウントする機能が搭載されています。
クラウドドライブとしてpCloudをマウントするとpCloud上のデータ全てをクラウドドライブから操作でき、ドライブとして直接操作することができるので実質バックアップと同期を兼ねたドライブとして使う事ができるので非常に便利です。
これらバックアップ・同期・クラウドドライブは全て同時に成立できるので、特定フォルダをバックアップしつつ特定フォルダを同期して、それらを含んだデータ全体をクラウドドライブからアクセスできる、という環境になります。
バックアップと同期とクラウドドライブは似ている機能なのでピンとこない部分があるかも知れませんが、この小さな差が使う時に結構大きな違いになって現れるので使い分けをして動く事ができるとファイル管理が非常に楽になります。
クライアントアプリがWindows/MacOS/Linux/iOS/Android用にあるので
またpCloudはクライアントアプリとしてWindows/MacOS/Linux/iOS/Android用のクライアントアプリがあるので同じデータ実体に対して様々なOSからアクセスする事ができるので利便性が高く、iOSで行ったファイル変更が他のAndroidで確認できたり自動でMacやWindowsに同期できたりするので環境として強く、どんな時でもなにかしらデバイスがあればファイル実体にアクセスできる安心感は大きいですし、実際に使ってみると同期・クラウドドライブとの相性が非常に良いので使い勝手の良さは感じて貰えると思います。
私は1TBしかデータを持っていないので同期しつつクラウドドライブにしています
私は今メインで使っているMacBookProが1TBのモデルで、実際に使っているデータ量は650GBくらいなんですが、データを定期的に全部バックアップしつつ同期も行っており、そして余った容量はクラウドドライブとして使っています。
持っているデータを全てアップしているのですが同期では世代型バックアップが行われているので最悪データ書き戻しは同期からできますし、同期からの書き戻しが万が一駄目だった場合も手動でバックアップしてあるデータにアクセスすればある程度までは復旧できるので非常に良いと思っており、そしてクラウドドライブ機能があるのでローカルのストレージを使わなくてもクラウドの同期フォルダにあるファイルを直接編集すればデータが自動でパソコンに同期されるので使いやすく、私は最近ローカルのデータを直接いじる事がなくなってきました。
どうやら2TBを買い足して4TB・6TB・8TBにする事もできるようなので
またクラウドストレージって2TBが上限というサービスが多いんですが(Google Oneは別)、pCloudは2TBを買い足す事によって2TBだけでなく4TB・6TB・8TBと容量を増やせるようなので、M1 Pro/M1 MaxのMacBookProでSSDを8TBとかにしている人はGoogle Oneでバックアップを取るかpCloudを買うか、という選択肢になってくると思うのでそういう方法があるよ、という事は知っておくと良いのではないでしょうか。
データを買い足せるというのは将来的にデータが膨れ上がってきた時に対応方法があるという事なので良い事ですし、まあ2TB350ドルが安いかといえば一時負担金としては安い方ではないんですが長く使えば回収できる金額ですし、一気に8TB買って1400ドルはやりすぎですが2TBずつ必要に応じて買い足すのは方法としてアリだと思うので選択肢の中に入れておくと良いと思います。
まとめ
という訳で、今日はクラウドストレージのpCloudというサービスが非常に使いやすくお薦めですよ、というお話しでした。
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如月翔也 男性
如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。 詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!