久々にMacのクリーンインストールを行いました。

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　どうもこんにちは、如月翔也（@showya_kiss）です。
　今日は久々にインテルMacBookProにMacOSをクリーンインストールする羽目になったのでそのお話をしたいと思います。

KarnelTaskが大暴走したんですよね

　一昨日の話なんですが、私基本的にMacは常に通電させて画面を入れっぱなしにして使っているんですけれども、ちょっとMacを使おうと思ってキーボードに手を触れたら激熱になっており、Mac自体も動作が重くカクカクの状態だったのです。
　私はサブディスプレイに常にアクティビティモニタを常駐しているんですが調べてみるとKernelTaskが800パーセントの大暴走を起こしていて、他に同期ソフトなんかが動作していたのでリソースに余裕がまったくなくほぼ操作を受け付けない状態でした。

タスクキルもできず再起動するしかない状態だったんですが

　キーボード入力も受け付けないような状態だったので再起動するしかない状態だったんですがAppleマークから再起動を選択したのですがマルウェア関係のソフトのインストールが走っていてそれが原因で再起動が止まる状態で、とりあえず15分様子を見たんですがインストールも終わらず進捗バーも動かない状態でどうにもならなくなったので仕方なく電源ボタン長押しによる強制終了をかけたのです。
　こういう時無理やり再起動をかけるとパソコンの各種設定ファイルが壊れて起動しなくなる恐れがあるんですがやむを得ず、という事で強行したのが間違っていました。

まんまと起動しなくなりました

　強制再起動をかけた結果、Macがまんまと起動しなくなりました。
　起動画面で変な音がして「再起動をかけました」的なエラーが出て再起動のループに陥ったのです。
　まあ概ねシステムファイルをいじっている状態で再起動をかけたのが原因だと思います。
　何回も再起動を繰り返している状態だったのでトラブルシュートをしました。

セーフブートなら起動するんですが普通には起動しなくなりました

　まず起動しない事にはどうしようもないのでセーフブートを試しました。
　結果セーフブートだと起動したのでそれで問題が解消しているかと思って再起動しましたがまた起動しなくなりました。

FirstAidやセキュリティソフトの削除などを試したんですが

　セーフブートでないと起動しないのでVRAMのクリアやSMCのリセットも試した上で駄目だったのでセーフブートからSSDのFirstAidやセキュリティソフトの削除を試したのですが決定的に直る方法がなく何度かいろいろ試している間にようやく普通に起動するようになりました。

起動するようになったんですがIPアドレスが自己割り当てでネットにつながらなくなりました

　しかし起動するようにはなったんですが、今度はインターネットに繋がらなくなりました。
　Wi-Fiの設定は間違っておらず作り直しても症状変わらず、詳しく調べてみるとTCP/IPの設定でIPアドレスが「自己割り当て」になっておりこれを手動で設定してもインターネットに繋がらなかったのでおそらくセキュリティソフトの消し方が間違っていてネットが遮断されているものと思われる状態だったのです。

OSの上書きインストールを試したんですがネットにはつながらないままです

　おそらくではありますがシステムファイルが破損していると思われる状態だったのでOSのリカバリが方法としては最適と考えOSの上書きインストールを試したんですが1時間30分かけて上書きインストールをしても問題は解消せず、ネットに繋がらない状態が継続したのです。
　OSの上書きインストールをしても駄目という事は決定的にOSが壊れているという事なので今使っている環境は一旦諦めてOSのクリーンインストールをする必要があると判断しました。

どうしようもなくてSSDをフォーマットしてOSのクリーンインストールをしました

　というわけでどうしようもなくてSSDをフォーマットしてOSのクリーンインストールを行いました。ダウンロードから始まって約2時間、完全にクリーンな状態にして、セットアップの画面でWi-Fiの設定をしたら無事インターネットが繋がるようになったのです。
　再起動ができない時に無理やり再起動をすると最悪この手間がかかるので気軽に電源長押しで電源を切るのではなく辛抱強く待つのも大事かもしれません。

環境が蒸発したのでセッティングのやり直しです

　そんな訳で実環境が蒸発したので今までの環境復旧のためにセッティングのやり直しです。
　今使っている環境を作るのには半年以上かかっているんですが、環境についてはメモを残してあるのでそれを見ながらソフトをインストールして設定してを行っていけば環境は取り戻せるのでセーフです。このメモがないと復旧できないのでアウトなんですが、メモ自体はNotionに保存してあるのでiPhoneでもiPadでもMacでも何からでも確認しながら作業できるので保険としてはかなりよくできていると思います。

幸いデータのたぐいはpCloudに保存してあるので時間をかけて復旧すれば大丈夫です

　問題なのは溜め込んでいたデータの類なんですが、私はクラウドストレージのpCloudを2TB契約しており持っているデータはすべてpCloudに保存しているのでpCloudからデータをMacのSSDに戻せばいいのでデータもセーフです。pCloudはそんなに早いストレージではないので実際に持っているデータ約500GBを復旧するのに2〜3日かかるんですが、時間をかけて復旧すればそれでオーケーなので問題なしといえばなしです。

環境復旧にはデータ復旧をのぞいて丸一日かかりました

　Macの使用環境についてデータ復旧を除いてクリーンインストールからアプリのインストール・設定なんかを含めて丸一日かかりました。だいたい12時間くらいです。
　私は細かいこだわりがあるのでシステム環境設定もかなりいじりますし、アプリもインストール後設定をかなりいじっているのでそれをトレースして環境を復旧するのには結構手間がかかり、アプリで利用しているデータも復旧するのに手間がかかるので結構大変でした。
　再起動を1回するだけでこれだけの手間がかかったのは非常に痛いですが、まあ無理やり事をなして障害が起きたので自分の責任なので自己責任というか、まあ年に1〜2回ならいいか、と思います。ただ、自分で環境を復旧できない人は無理をしないのが一番です。
　自分で色々できる人はできる範囲で色々やればいいと思うので、まあ慣れていない人は手を出さない方がいいですが物理的な故障じゃなければ最悪OSのクリーンインストールでだいたい問題解決するので色々試してみるのも悪くないと思います。

今は環境は復旧してデータのダウンロード待ちの状態です

　私は現状環境は復旧しており、あとはデータのダウンロード待ちの状態なのでする事がないんですが（なのでブログを書いています）、こういう場合に備えてメモや環境ファイルのバックアップなんかを残しておくのはとても大事なので、今自分がMacをどういうカスタマイズで使っているのかについてはちゃんと意識して情報を残しておくと良いと思いますよ。

まとめ

　というわけで、今日は久々にインテルMacBookProにMacOSをクリーンインストールする羽目になったというお話でした。

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