Twitterのデベロッパー権限でTwitter APIを取得する方法ガイド

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 どうもこんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。

 ここ最近余していたThinkPad X260にUbuntuを入れて遊んでいましたが、Linuxにはあまり良いTwitterクライアントがなく実用には厳しいな、と思っていたのですが、今はもうマストドンクライアントになってしまったMikutterが未だにプラグインを入れればTwitterに対応するので、それであればかなり使えるのでUbuntuを使う理由になるな、と考えています。
 しかしMikutterには致命的な欠陥があり、作者さんのTwitterAPIが凍結されているのでMikutterでTwitterを使うには自力でTwitterのデベロッパー登録をしてTwitterAPIのAPI KeyとAPI Key Secretを取得しなければいけないのです。
 Twitterのデベロッパー登録はそんなに難しくないのですが、ちょっと時間がかかるのと全て英語なので最初からもうやりたくない、という人がいると思いますので、今回は自分が登録したメモをもとにTwiter APIを取得する方法についてガイドします。
 次の記事ではUbuntu22.04LTSでMikutterをインストールしてTwitterプラグインをインストールしてTwitterが使えるようになるまでを記事にしたいと思いますが、それに先立って「Twitterのデベロッパ^権限でTwitter APIを取得する」事が必要なので今回はそれを記事にします。

前提

 前提として、Twitterのデベロッパー登録をするには、「電話番号の登録されたTwitterアカウント」が必須です。
 使っているTwitterで「もっと見る」から「設定とサポート」を開き、「設定とプライバシー」を選択して「セキュリティとアカウントアクセス」を選択、画面の右側にある「セキュリティ」をクリックして「2段階認証」をクリック、切り替わった画面で「テキストメッセージ」を選択して電話番号を設定し、テキストメッセージで取得されるコードを認証しておいて下さい。
 これをしていないとTwitterのデベロッパーサイトにサインインした時に「電話番号の登録が必要です(みたいな英語)」のエラーが出て進めなくなります。

デベロッパーサイトで登録する流れ

 長々と書いてもわからなくなるだけなので箇条書きで説明します。
・まずhttps://dev.twitter.comにアクセスします。
・アクセスしたら画面下に「Sign in」というボタンがあるのでそれをクリックし、ユーザー名とパスワードでログインします。
・切り替わった画面で、以下を設定します。
 ・ユーザー名を確認します。
 ・メールアドレスを確認します。
 ・「What country are you based in?」の項目:住んでいる国の選択です:「Japan」を選択します。
 ・「What’s your use case?」の項目:どう使うかの選択です:「Building customers products」を選択します。
 ・「Will you make Twitter content or derived information available to a government entity or a government affiliated entity?」の項目:国や政府にデータを供与するかの選択です:「No」を選択します。
 ・「Get involved and updated」:デベロッパー情報の更新を受け取るかの選択です:「チェックをしない」。
 ・最後に「Let’s Do This」をクリックします。
・「Let’s Do This」をクリックすると画面が切り替わります。
・切り替わった画面、「Accept Terms & Conditions」にチェックして「Submit」をクリックします。
・画面が切り替わり、「Time to verify your email」の画面になるのでメールが来るのを待ちます。4時間〜10日くらいかかります。しかも、メールが来なくても3日後くらいにアクセスすると普通にログインできる場合があります。

 デベロッパー登録はまずここまでです。4時間〜10日くらいかかるので気長に登録されるのを待ちましょう。

デベロッパー登録が完了したら

 デベロッパー登録が完了したら、https://dev.twitter.comにアクセスすると画面左側に「Dashboard」という項目が表示されるようになります。これが表示されたらAppを登録してAPI Keyなどを取得する事ができます。
 ここからの流れも箇条書きで説明します。

・「Dashboard」から「Create New project」をクリックします。
・切り替わった画面で「Project Name」(プロジェクト名)を入力して「Next」を選びます。私は「Mikutter」としました。
・切り替わった画面で「Use Case」(使い方)を選択して「Next」を選びます。私は「building consumer tools(hobbyist)」を選びました。
・切り替わった画面で「Project description」(プロジェクトの概略)を入力して「Next」を選びます。この項目は真面目に英語で10文字から200文字くらいの入力が必要です。日本語で書いたのを機械翻訳でオーケーです。おおむね自作のツールでTwitterを使いたい的な事をかけば大丈夫だと思います。
※サンプル:「This project is a project to create a program for using Twitter using original tools on Linux. The tool is assumed to run on Ubuntu Limux. Although it is not large scale, a certain number of accesses are expected. We intend to develop tools that are easy to use and convenient.」
・切り替わった画面で「Add an existing App or create a new App」が表示されるので「Create App」をクリックします。
・切り替わった画面で「Name your App」(Appの名前)を入力して「Next」をクリックします。私は「Mikutter(showya_kiss)」としました。このAppの名前は同じ名前は選べないのでオリジナルの名前にして下さい。
・切り替わった画面で次の3点を確認し、記録に残しておきます。再表示はできずリジェネレートしかできないのでなくさないように注意して下さい。
 ・API Key
 ・API Key Secret
 ・Bearer Token
・上記3点を確認したら「Go to dashboard」で選択してダッシュボードに移動します。これでAPIキーの取得に成功しました。

 これでMikutterに使うAPI KeyとAPI Key Secretを取得できました。これを設定してあげる事でMikutterを使ってTwitterができるようになります。
 本来API取得はデベロッパーじゃないと関係ない話ですし、ツールを提供する人は自分でAPI KeyとAPI Key Secretを取得して配布するものなので私のAPI KeyとAPI Key Secretを共有してもいいんですが、それで共有して大規模アクセスの種に使われたりすると私が罰されるので共有する胆力が私にはありません。なのでAPI KeyとAPI Key Secretの取得方法をシェアするので、ご自身で取得なさって下さい。

 前回mikutter3.9.8の記事を書いた時はこの手順は説明せず「自分で登録できる人だけ」という記事にしたのですが、流石に投げっぱなしも良くないと思ったのでやり方についてはHowToだけ共有しようと思いました。
 今からデベロッパー登録しておくと、次に記事にする予定のUbuntuへのMikutter最新版(5.0.3)インストールとTwitterプラグインの設定の記事を読む時に使えるAPI KeyとAPI Key Secretを用意できるので良いと思います。
 ではでは。

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!