ノイキャン最高かつ超高音質:Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)10日間使用レビュー

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こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日はBOSEさんからお借りしている「Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)」について、10日間に渡り徹底的という程ではないですが、趣味のコーディングをしている間ずっと(つまり1日中)使いまくって、その結果の感想についてお伝えします。

まず結論から

まず結論だけみたい人に対して結論だけお伝えします。
 「最高」です。このノイキャン性能・音質がAirPodsProより200円安く買えるのは破格です。正直使い方によっては52000円のBOSEの最高級ヘッドホン「Bose QuietComfort Ultra Headphones」に迫る、或いは場面によっては超える部分があり、決して安いものではないですが、コスパという意味ではぶっちぎりで良いです。
 良い音を聞きたい、ノイキャンで静寂を手に入れたい人ならかなり有力な選択肢です。
 ただし、良い点だけではありません。
 それらについてはこれ以降で忖度無しでお話しますので、気になる場合は読み進めて下さい。ただ、良くない点は使い方で回避可能な部分ばかりなので、ちゃんと使いこなすなら悪い点はないです。

一応アフィリエイトをさせて下さい。ぜひ買って欲しい製品なので。

まず売りの静音性について

Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)の売りはインイヤーのカナル形式のイヤホンとして、ノイズキャンセルが最も強いという謳い文句があります。
 これは僕の知っている限り嘘はありません。僕が比較したイヤホンについてはAirPods3・AirPod4ノイズキャンセリングモデル・AirPodsPro2ですが、AirPods3にはノイズキャンセルはないので無視するとして、AirPods4ノイズキャンセルモデルに比べると圧倒的に静かですし、AirPodsPro2と比べても上回っています。
 僕は自分の家に部屋がなく、使っていないダイニングにPCデスクを置いて使っているため常に生活音と家族の会話が流れ続けている環境でパソコンをつかっているのですが、Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)をノイキャン最強で使うと一切の音を遮断できます。
 オーバーイヤーイヤホンであるBose QuietComfort Ultra Headphonesと比べるとオーバーイヤーイヤホンはそもそも耳を完全に塞ぐのでノイズキャンセル能力が一段階高いので、それと比べると多少音は聞こえるのですが、基本的には全然気にならない静音性です。
 インイヤーイヤホンというジャンルで言えばAirPodsPro2の強さが目立つんですが、それを超える静音性を提供してくれますし、なんなら音楽聞かなくても耳につけているだけで静寂が訪れるので素晴らしいです。
 基本的にインイヤーイヤホンというジャンルで考えれば100点です。

音質について

さすがBOSEです。
 低音が「どこから出てるんだ」というくらいに耳にズシンと来ます。むしろウーファーでの「腹に響く」あの感じが腹に来ないのが不思議に思うレベルです。
 僕はMC Hammerとかで低音を楽しんだのですが、びっくりするくらい低音がちゃんと聞こえます。
 そして高音も伸びが良いです。デスメタルのキーイングがちゃんとキーイングに聞こえるんですよ。
 このイヤホン、BlueTooth接続なので音が切られて送られて並走で送られているはずで、それをイヤホンで補正しながら再生しているはずなので、どこかで「修正」による音の不自然さや歪み・ズレが発生するはずなんですが、一切ないんですよね。
 そして、音質は一言で「良い」としか言えないんですが、味付けがシンプルで、モニタリング用という感じでもないんですが、余計な味付け無しにアーティストの味を徹底的に味わうのに適切な音質です。
 長く聞いていても疲れないですし、とにかく音が良いので色々な曲を聞くのが楽しく、僕は基本的にiTunesで昔取り込んだ曲+買った曲をランダム再生で聞くのが常だったんですが、このイヤホンを使ってからはYouTubeMuic(ウチは家族プランでYouTubePremium入っているのでYouTubeMusicが無料でついてくるんですよね)で2025年のトップ100ソングとかを聞いて楽しんでいます。

装着感について

まず僕は耳の奥まで入れるタイプのカナル型のイヤホンって耳に違和感を感じて好きではなく、なのでAirPodsもPro2ではなくあえてAirPods4ノイズキャンセルモデルを選んでいたのですが、Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)はそんなにカナル部分が奥まで来ない感じなので違和感があまりなく、カナル型が苦手な人でも比較的付けやすいと思います。
 AirPodsと違ってステムが短いので付け外しは若干面倒というか、AirPodsに慣れているとステムをつまんで耳にいれる習慣があると思うのですが、Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)はステムが短くそこを握ってつけるのは難しいので、ステムではなく本体をつまんで耳に押し込む事になります。
 まあBOSEの製品はBOSEの製品なのでAppleの流儀に習う必要はないですし、ステムはあくまでも「操作用の領域」として考えるならこのサイズで十分です。

悪い点と言うか、気付いた点について

これはもしかしたら僕の環境が悪いのかも知れないので一応書いておきますが、僕はメインパソコンがM3MacBookAirで、それを画面を閉じてクラムシェルモードで使っており、それを27インチWQHDのディアルディスプレイに繋いで「常に何か作業しながら」音楽を聞いています。作業はコーディングやブログ執筆などの軽い作業からコードのコンパイルなどの重い作業なども含みます。
 この環境で、クラムシェルモードのMacに繋いだ場合(カタログ上9m届くんですが、クラムシェルのMacまでは50cmありません)、音がバツバツ切れる事があります。
 している作業の重い軽いに関係なくバツバツ切れるので、もしかしたらクラムシェルモードのMacの場合、画面を開いてBlueToothを使うのが基本になっていて、画面を閉じたら閉じた画面が遮蔽物になってBlueToothが安定しないのかもしれないです。
 これに関しては何をどうやっても駄目だったので(MacからBlueToothドングルを出せばワンチャンあるかも知れないがポートが空いていないので断念)、僕はiPhone15ProMaxを1TBモデルでもっていて、勿論音楽データは全部同期しているので、iPhone15ProMaxからBlueToothでBose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)に繋いで音楽を聞いています。この場合の良い点はApple Watchで音楽を操作できるので非常に楽な点です。
 僕はHHKBを使っているのでMacのメディアキーが使えないんですよね。なので左手用デバイスを買ってそれで操作しているんですが、起動するたびに接続しなくてはいけなくて面倒なのと、メディアキーの特性からブラウザで艦これを動かしているとApple Musicを操作できないので、むしろiPhoneから聞くほうが便利までありました。
 iPhoneではそんなに重い処理をしないので一回も音が切れた事はありません。なので、Macのクラムシェルモードで音がバツバツ切れる場合はiPhoneから聞くと良いです。

Bose QuietComfort Ultra Headphonesとの使い分け

僕は最高級ヘッドホンとしてBose QuietComfort Ultra Headphones LEルナブルーをもっているのですが、Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)とBose QuietComfort Ultra Headphones LEルナブルーでは特性に違いがあり、使い分けが可能です。
 まずBose QuietComfort Ultra Headphones LEルナブルーなんですが、静音性に勝っているので完全な静寂が欲しい場合はこっちが良いです。ただし耳を覆うので蒸れます。あと、耳の中ではなく耳を覆うようにして音を出しているので、スピーカー部分と鼓膜までの間に距離があり、若干ですが反響します。なのでライブ音源とか、エコーが多少掛かった方が聞きやすい曲を聞くのに向いています。
 そして今回レビューしているBose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)については、カナル型で耳の中に押し込んで鼓膜にかなり近い位置で音が出るので、ほぼ反響はないです。なのでストレートに音を聞きたい場合にはこちらの方がむしろ聞こえが良い場合があり、僕はオーディオのプロではなく、最近ヘッドホンを始めたばかりの素人でかつバカ耳なので正直ヘッドホンとイヤホンの音の違いが「はっきり」わからないです。逆に言えば、それくらい最強のヘッドホンに音質で迫っているという事です。
 僕は原因不明アレルギーで突然目が痒くなるので4種類の目薬(アレルギー用目薬と炎症用目薬含む)を使い分けており、わりと頻繁に目薬を入れるのですが、ヘッドホンを付けた状態で目薬を入れるとヘッドホンが後ろに落ちるので嬉しくなく、一回外してから目薬を入れるんですが、イヤホンだと上を向こうが横を向こうが外れないのでとても良いです。凄く使いやすいです。
 あと別にBose QuietComfort Ultra Headphonesは大丈夫なんですが、ヘッドホンによっては締め付けが厳しくメガネを付けているとヘッドホンで耳が押されてメガネのツルで耳が痛くなる事があるんですが、イヤホンだとそれがないので良いですよね。

まとめ

レビューのまとめで言うと、以下になります。

  • ノイズキャンセル:最高級に静寂を与えてくれる
  • 音質:さすがのBOSE。僕の耳では最高級ヘッドホンとの違いが明確にはわからなかったくらい音質が良い
  • 価格:39600円。AirPodsより200円安い。値段は安くないが、音に対するコスパで言うとかなり最強クラス。52000円のヘッドホンに迫るノイキャン・音質。
  • 結論:買い。恐らく買って損をする人はいないと思う。

というのが結論です。
 僕は今BOSEさんからお借りして使っているんですが、これ返すの勿体なくて、どうせ返したら整備し直してリファービッシュに回して販売すると思うので、整備分の値段をリファービッシュ価格から引いたお金で譲ってくれないものか、と思っているくらいに凄く欲しいです。
 無理なら普通にお金を貯めて買ってもいいな、と思いますが、色々あってしばらく貧乏なので(一発ホームランを3個仕込んでいるのでどれかが成功するといいな、と思っている)予算に余裕ができたら欲しいです。

という訳で、ぜひ買うべきなのでアフィリエイトをしておきます。本気の本気でお勧めです。このイヤホン体験は衝撃です。

という訳で、10日間使い込んでみてのBose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)の長期使用レビューでした。
 本気でお勧めなので、是非買ってみて下さい。損はしないと思います!

この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!