OPPO A5x 発売直後徹底レビュー|ミドルレンジの星:サブ端末・高機能が不要な人にジャスト!

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こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日はOPPOさんから発売直後のOPPO A5xをお借りする事ができましたので、早速レビューをお送りしたいと思います。
 なお、製品貸与を受けてはいますが、忖度すると相手にも失礼ですしレビューを見に来て下さった方にも失礼なので忖度無しでレビューします。
 ちなみに、僕が持っているスマホはメインがAppleのiPhone15ProMax(1TB)とSamsungのGalaxy z Fold 6(512GB)というハイスペックお化けなので比較対象のレベルが高く、エントリークラス(性能はミドルレンジですが)のOPPO A5xに対してキツめの評価になりがちな点にご注意頂ければと思います。

 製品がすでに販売されているのでAmazonのアソシエイトリンクを張りますね。これで購入して頂けるとサイトの運営費になって嬉しいです。

まず結論から

まず結論から言うと、「条件付きで、値段によっては即購入はアリ」という判断になります。
 そういう結論に至った理由は以下になります。

  • 端末そのものがゲームをしない人向けである
  • iPhone15ProMaxとほぼ同じ画面サイズなので、大画面スマホが欲しい人に向いている
  • 大音量でも音割れしないため、スマホから大音量が聞きたい人に良い
  • カメラ機能がそれなりに良いので2万以下なら面白いかも
  • しかしおサイフケータイ機能はありません

以上です。
 そのため、画面の大きいサブ機が欲しい、またはゲームはしないしおサイフケータイもいらないけど画面の大きいメイン機が欲しいニーズにはぴったりで、値段によってはかなり魅力的な存在になりえます。
 詳しい説明についてはアンボクシングの後に色々書きますので、アンボクシングに興味のない方は目次からアンボクシング後に飛んで読んで頂ければと思います。

アンボクシング

写真レビューをする以上アンボクシングは避けられません。
 ので、アンボクシングをお送りします。

届いた外装

届いた外装は以下でした。箱ですらなく袋です。中身には緩衝材に包まれた本体の箱が入っていました。

OPPO A5x 外装

外装を写真で撮る時はどうしても散らかった部屋が映り込んでしまうので、外装だけを画像編集アプリで切り抜いて黒背景で表示しています。
 僕じゃなくて嫁さんが片付けられない人で、僕が片付けるより嫁さんが汚す方が早いのでこれはもうどうにもできません。

内箱

内箱についてはこんな感じです。

OPPO A5x 内箱

結構格好いいんですが、角が凹んでいます。これは到着時からそうです。
 まあ外装が袋、緩衝材に包んで送ってきたとは言え運送途中で潰されたりぶつかったりするので仕方がないですよね。
 実物を買う時は流石に外装箱に入って梱包もしっかりして内箱の角が凹んでいる事はないと思いますので大丈夫だと思います。

外箱:裏側

外箱の裏側はこんな感じです。

OPPO A5x 外箱:裏

とてもシンプルな裏側になっています。
 あれ?「Color:ブルー」ってなっているんですけど、僕に送られてきたの、中身ホワイトでしたね?

外箱を開けます

外箱を開けるとこんな感じです。

OPPO A5x 外箱を開けると

うっすら「OPPO」と書かれた紙に包まれた書類入れが入っています。

中身を出します

では箱の中身を出します。

A5x-005

書類入れの下に薄く「OPPO」と書かれた紙につつまれた本体が鎮座しています。
 サイズで言うとiPhone15ProMaxとサイズが変わりません。かなりデカいです。

では本体とご対面しましょう。

では本体とご対面しましょう。

OPPO A5x 本体表面

正直に申し上げますが、OPPO A5xは最初から液晶保護フィルムが貼られているのですが、開けた時点でこの状態です。スレと傷があります。これはもしかして(後で書きますがブルーの箱にホワイトが入っていたので)他の人に貸し出した評価機をそのまま送って貰った結果、前の人がつけた傷がそのまま残っているのではないかと思います。
 そういう意味では、新品で買った時には傷はないと思うので(もしあったらもうOPPOの製品買わなくていいですよ)、大丈夫だと思います。

本体の裏面を見てみましょう。

では本体の裏面を見てみましょう。僕がお願いしたのはブルーです。めっちゃ格好いい色なんですよ。

OPPO A5x 本体:裏

めっちゃホワイトですね。これはこれで貝殻みたいでとっても綺麗です。でもね、ブルーの箱にホワイト入れて送ってくるのは不意打ちだと思うの。

本体右側面を見ましょう

本体右側面も見ましょう。

OPPO A5x 本体:右側面

本体右側面の上は音量キー(1ボタンですが上下を押すことで音量を上下できます)と、下は電源キー及び指紋認証キーです。

本体左側面も見ましょう。

本体左側面も見ましょう。

OPPO A5x 本体:左側面

本体の左側面にはSIMスロットだけがあります。
 今どきめずらしく、SIMスロットトレイに穴があるのではなく、トレイの横に穴があってそこにピンを刺す形式です。

SIMスロットを見ましょう

ではSIMスロットを見ましょう。これが最後の写真です。

OPPO A5x SIMスロット

見て頂くとわかるんですが、SIMカードが2枚刺さり、さらに追加でMicroSDカードが刺さります。1TBまで認識するので、持ち歩いて閲覧したいデータが多い人にも安心です。

という訳でアンボクシングはここまでです。

OPPO A5xの謳い文句について

では、まだ発売前ですが、OPPO A5xにはもうプロダクトページがあるので謳い文句を拾ってきました。

  • 6000mAhの大容量バッテリー
  • 45W急速充電可能1%→30%まで19分、50%まで39分
  • 米軍MIL規格とSGS認証に準拠した耐衝撃性
  • IP65の防塵・防水性能
  • アウトカメラ3200万画素・インカメラ500万画素・赤外線リモコン
  • Ai消しゴム、AI鮮明度強化、AIクリッピング2.0
  • Snapdragon 6s4G Gen1搭載
  • RAM拡張対応
  • 3年間、快適な操作
  • 手袋モード
  • ウルトラボリュームモード

これら1個1個を評価していきます。

6000mAhの大容量バッテリー

素直に評価できます。設計が省電力性が高いため、6000mAhが「大容量」かは賛否の分かれる部分だと思いますが、これだけのバッテリーでほぼ丸一日使える印象です。

45W急速充電可能1%→30%まで19分、50%まで39分

素直に評価できます。15W・20Wではなく45Wで急速充電可能なので、バッテリーがほぼゼロから20分くらいで30パーセントくらいまで戻せます。
 惜しむらくは45Wの急速充電可能な充電器が付属しないので、それを別途購入すると安くても5000円くらいする点ですね。

米軍MIL規格とSGS認証に準拠した耐衝撃性

流石に怖くて評価機を地面に落とす気にはならなかったのでテストはしていないです。しかしMIL規格準拠でも液晶面を下にして突起のある場所に落としたらパリン!と割れるのは普通にあるので安心はできません。

IP65の防塵・防水性能

流石に怖くて評価機を水に濡らす気にはならなかったのでテストはしていないです。IP65は風呂場に持ち込む事を許容する規格(蒸気への耐性は保証しない)ので、風呂場で音楽を聞くのには使わない方が良いと思います。

アウトカメラ3200万画素・インカメラ500万画素・赤外線リモコン

悪くはないですが、ミッドレンジのスマホなので取れる写真もミッドレンジです。
 赤外線リモコンは面白い機能なんですが、これに興味がある人はすでにSwitchBotを持っているのではないかと思うので死に機能になるかもしれません。
 逆にこれが初めてで、「おお便利!」と思う方はSwitchBotで検索すると幸せが広がる気がします。

Ai消しゴム、AI鮮明度強化、AIクリッピング2.0

面白い機能です。テストしてみましたがなかなか使えると思います。
 ただ、MacのPixelmator Proとかには劣るのと、あと先に謝っておきますが、AI消しゴムやAI鮮明度強化を必要とする写真を多く撮る人はそもそも修正したところで良い写真になる写真を撮れない人だと思うので、たまに気づかず紛れ込んだものを消したい、程度ならいいですが、普段からこれに頼るのであれば写真の撮り方を考えた方がいいかもしれないです。

Snapdragon 6s4G Gen1搭載

Snapdragonというと聞こえはいいですが、ゲーミング性能が皆無です。
 原神はモンドのワープポイントですでに固まってまともに歩けない、鳴潮はスタート地点から移動ができない、Zenless Zone ZeroはGoogle Play Storeに出てこない、Wizardly Variants Daphneは読み込みが遅すぎて使い物になりません。アクションRPGはともかく、Wizardly Variants Daphneみたいなターン制ダンジョンRPGでもまともに動かないので重量級のゲームは無理、中量級も画質低、軽量級のゲームならそれなりに遊べると思います。

RAM拡張対応

本体容量を使って、本来4GBのRAMをプラス4GBの仮想RAMを追加して仮想込みで8GBのRAMとして使えます。
 本来仮想じゃなくて8GB欲しいんですが、ゲームしない前提なら仮想RAMでも速度的には足りるので、割り切って使う分にはオーケーだと思います。

3年間、快適な操作

ゲームを除き、重い処理を走らせないで普通に使う分には普通に快適に動作しますし、これが3年間保証される(恐らくAndroidベースのColorOSをアップデートしてくれるという意味だと思うんですが)、エントリークラスで3年使えれば十分ですよね。

手袋モード

夏の北海道では不要な機能ですが、秋から冬にかけての北海道では必須の機能ですね。
 ただ、早速試してみたんですがあまり反応は良くない感じでした。

ウルトラボリュームモード

物凄く大きな音が出せる、という売りなんですが、iPhone15ProMaxの最大音量と変わらない音量でした。Galaxy z Fold 6の方が一回り大きな音が出ます。
 ただ、iPhone15ProMaxもGalaxy z Fold 6も最大音量にすると音が割れる傾向にあるんですが、OPPO A5xはあまり感じなかったです。
 車に乗る時、車がBluetooth接続やUSB-C接続に対応していない車だった場合、OPPO A5xで最大音量で音楽をかけっぱなしにして助手席に放りだしておく運用は決して悪くないと思います。

OPPO A5xは誰向けの製品ですか?

以上から、OPPO A5xは以下のような人向けの製品だと言えると思います。

  • 小型高スペックのメインスマホを持っている人のサブスマホとして
  • あるいはゲームをしない人で大画面のスマホが欲しい人に
  • 大画面が欲しいけど8インチタブレットを持ち歩くほどではない人に

大画面という点ではSumsungのGalaxy z Fold 7がありますが「フォルダブルスマホに30万は出せない!」という人の方が一般的だと思うので、8インチタブレットを持ち歩くほどではないが大きめのスマホで色々みたい人には刺さると思います。

 製品がすでに販売されているのでAmazonのアソシエイトリンクを張りますね。これで購入して頂けるとサイトの運営費になって嬉しいです。

という訳で、発売直後レビューでした。

という訳で、発売直後レビューでした。
 Amazon価格で19800円(執筆時点)なら脳死で買っていいですし、「格安メイン機」としても「安いサブ機」としても買いやすいと思います。
 以上です。

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如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!