ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro|自腹レビュー|中華でもわりと信用できるメーカーの8インチタブレット!|お試し用途ならぴったり!

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#ALLDOCUBE #iPlay70MiniPro #8インチタブレット #タブレットレビュー #小型タブレットデビュー #ガジェット紹介

本記事は自腹購入レビューですが、アフィリエイト広告(PR)を含みます。

  こんにちは、如月翔也@showya_kiss)です。
  今日は久しぶりに予算があったのと、Amazonで予算と折り合う8インチタブレットがあったので購入しましたので、そのレビューをしたいと思います。アンボクシングもしますので興味のある方はその辺もご覧になって頂けると良いかと思います。
  また、「利点」「欠点」「どういう人にお勧め」を先に書いた後アンボックスと素直なレビューに移りますが、今後ALLDOCUBEさんにも製品を提供してくれないか打診するつもりなんですが、それはそれ、これはこれで忖度無しでレビューします。
  あと、最後まで読んで頂くといわゆる「中華タブレット」についてちょっとした知識を書いてありますので、そこだけ飛んで読んで頂いてもいいと思います。

ALLDOCUBE iPlay 70 Mini Proとは

  ALLDOCUBE iPlay 70 Mini Proとは中国ALLDOCUBEブランドの8インチタブレットで、8.4インチの画面、MediaTek Dimensity MT8791搭載、メモリ16GBで本体ストレージ256GB、SDカードは1TBまで対応でWi-Fi6、Bluetooth5.4、WidevineL1に対応したAndroidタブレットです。記事執筆時点ではAmazonで21,372円で、わりと買いやすい金額です。

ALLDOCUBE iPlay 70 Mini Proの利点

  • 8.4インチの持ち歩きやすさ:10〜11インチのサイズが重い人には丁度よいです。僕は10インチは大きくて重いので駄目なんですが、8インチサイズは重くなくて電子書籍を読むのにも良いサイズで持ち歩きやすくてとても好きです。
  • SoCが割りと良い:値段の割にSoCが割とよく、それなりにゲームが遊べます。勿論最高画質でヌルヌルとまでは行きませんが、出先でデイリーを処理する程度の負荷なら全然耐えます。
  • 本体ストレージが256GB:この価格帯だと本体ストレージは128GBが一般的で、そしてその容量だと大きなアクションRPGは入って2個です。しかし256GBあれば4〜5個入ります。
  • SDカードで1TBまで拡張可能:SDカードは2TBが値段的に全然こなれていないのでボリュームゾーンは512GB〜1TBです。その中で1TBに対応するのはかなり大きなメリットです。
  • わりと信用できるメーカーである:ALLDOCUBEって知名度そんなに高くないんですが、タブレット界隈で15年生き残っている中国では中堅〜ちょっと上のメーカーで、昔のシャオミくらいの立ち位置にいます。勿論日本展開は強くないので長く大事に使いたいなら別メーカーがお勧めですが、「8インチ、ちょっと試してみようかな。iPad miniは高すぎるしな」という人が8インチを試すには十分で、そして沼にハマるには十分です。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proの欠点

  • スピーカーは縦にしてUSB-Cポートがある底面2基だけ:エンタメを楽しむ場合画面を横にするのが一般的ですが、スピーカーが片側に寄るのでその点は気になります。
  • 音質は良くも悪くも値段相応:音質は特に素晴らしくも悪くもなく、いい意味で値段相応です。タブレットを安く買った分で良いヘッドホンなりイヤホンを買っていい音を聞きましょう。
  • デュアルSIM対応だが4Gのみ対応:5Gに対応しないので、対応地域内でも4G通信です。まあ5Gじゃないといけないような高速データ通信を要する(=大量のデータを処理する)動作はエントリークラスのタブレットに求めるものでもないと思います。
  • 長期使用には不向き:基本的にどんどん新しい製品に買い替える設計になっているので、1台を買って大事に長く使う、会社で導入して資産として扱うにはあまり向いていないです。一応信頼性は高いメーカーなんですが、日本のメーカーに比べると劣るのは否めないので、まず「試しに買ってみて、8インチが気に入ったらちゃんとしたメーカーのを買う」という流れで買うのが良いと思います。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proはこう言う人にお勧めです

  • 8インチタブレットをまず試してみたい人:試すには良い商品です
  • 通信よりSDカードに入れたデータを見たい人:性能とSDカード対応容量から使い方としてピッタリです。
  • でかいスマホとしてWebを見るのに使いたい人:そういうあなたは買うべきです。
  • 中華スマホで冒険をしてワクワクしたい人:大きく外さずワクワクだけできます。たまにハズレを引くのでサポートに期待しましょう。悪い噂は聞きません。

  というわけで、これだけ情報があればもう「買う」「買わない」を決められる方もいると思うので、一度アフィリエイトリンクを貼ります。こちらからご購入頂けると僕の収入になり、ブログのサーバー代やメーカー様から借りた製品の返却費用を賄えるので是非ご協力をお願いします。

という訳で先出し情報は出したので、アンボクシングと詳細レビューに行きます。

  という訳で、先に出しておくべき情報は出しておいたので、満を持してアンボクシングと詳細レビューに行きます。後で出すとっておき情報を見たい人は一番下まで飛ばして下さい。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proアンボクシング

  ではアンボクシングから行きます。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 外箱

ALLDOCUBE iPlay 70 Mini Pro外箱

  昔に比べてどんどん外箱が洗練されてきているんですよね。昔はもっとダサかった気がします。今は十分「ちゃんとしたメーカーですよ」という外箱になっていますね。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 外箱の裏

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 外箱の裏

  外箱の裏はこんな感じです。日本向けと言うかグローバル向けの感じで、日本語は見えないですね。
  売りたい方向性がはっきりしていて、中国国内ではなく外に出したい、というのがしっかりしており、色々規格もちゃんと取っているので安心です。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 箱の中身

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 箱の中身

  箱の中身はかなりシンプルです。本体が入っており、ケーブルと充電器とSIMピンが入っているだけです。まあそれ以上あっても何に使うでもないのでそれでよいのです。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 中身を詳しく

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 中身を詳しく

  ちょっとぐちゃっとしてしまいましたが、中身を出しました。本体の他に説明書、箱が2つ(充電器・ケーブル)とSIMピンです。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 中身を更に詳しく

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 中身を更に詳しく

  はい、箱に入っていた充電器とケーブルも取り出しました。中身としては非常にシンプルでこれだけです。SIMは入れるかテザリングで使うかは自由ですが、一応これデュアルSIM対応なんですが片方のSIMスロットがSDカードを兼用するので、SDカードを使う場合シングルSIMでの利用になる点は注意が必要です。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 本体の裏を先に見ましょう

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 本体の裏

  本体の裏はこんな感じです。3万以下のタブレットとは思えないしっかりしたブラックよりのグレーで、仕上げも決して悪くなく、正直「おもちゃにしてはとても良く出来ている」と褒められるレベルだと思います。そう、この値段のタブレットって本質はおもちゃなんですよ。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 本体の正面を見ましょう

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 正面

  ちょっと照明器具が映り込んでいるのですが、見ての通りベゼルも広くないですし実用には十分の画面をしています。
  少なくとも見た目から「あれはおもちゃだな」「性能低いな」とは思われないだけの見た目をしており、実際おもちゃではあるものの性能は決して低くないので、見た目で判断されるレベルは超えている品物なので安心しても良いと思います。

ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro 徹底レビュー

  まず、僕がこの製品を購入した理由・スタンスとしては、「8インチタブレットが好き」「Androidはスマホは持っているがタブレットを持っていなかった」がメインです。
  本来僕はWindows/Mac/Linux/iOS/AndroidのクロスOS使いで、ハイエンド志向です。
  故にWindowsはRTX4060を積んだゲーミングノートを持っていますし、MacはM3MacBookAir、LinuxはAcerのAspire3にUbuntuを入れて持っており、iOSはiPhone15ProMax、iPadOSはiPad mini(A17Pro)、AndroidはSamsung Galaxy Z Fold 6を持っており、全部が全部ハイエンドなのでALLDOCUBE iPlay 70 mini Proが入り込む隙間はあんまりないんですが、「Androidタブレットも持っていたい」という理由と、やすかったので購入したのです。
  一応僕開発もするのでAndroidタブレットでも不整合が起きないかチェックしたいですし、ただ僕は重量級アプリケーションを作らないのでAndoidタブレットは軽量級で良かったんですよね。そういう視点でレビューします。

サイズについて

  8.4インチサイズは最高です。持ち歩くのに苦労せず、外出にも持っていけます。
  正直このサイズの製品は僕は今までALLDOCUBEだけで「iPlay 60 Mini Turbo」「iPlay 60 Mini Pro」「iPlay Mini Pro(SnapDragon搭載)」ですでに3つ買って満足して人に譲っているので、どれだけ僕が8インチサイズについて愛を持っているかをおわかり頂けるかと思います。

SoCについて

  十分な性能があります。僕は主にゲームで能力をはかるのでそれをベンチマークとして提示します。ベンチマークの実数値ってあんまり体感とイコールにならないですし、SoCも数値だけ並べても最適化の問題で低いレベルのSoCの方が快適な場合もままあるからです。

  • 原神:最低画質だがカクつきはない:デイリー周回程度なら問題なく遊べます。画面をエフェクトで埋め尽くすと若干苦しく遅れが目立ちます。
  • 鳴潮:最低画質だがカクつきはない:同じくデイリー周回程度なら問題なく遊べます。ゲーム的に画面がエフェクトに埋め尽くされるのは相手がダウンして追い打ちしている場面だけなので、多少遅れても致命的な問題にはなりません。
  • ゼンレスゾーンゼロ:最低画質だがカクつきはない:デイリー周回程度なら問題ありません。通常プレイにおいてもエフェクトが多いゲームではないので致命的なラグを感じる瞬間はありませんでした。キャラの出入りが多いゲームですが出入りもスムーズでした。
  • Wizardry Variants Daphne:最低画質だがプレイに支障なし:ターン制で目押しもないシステムなのでプレイには支障ないです。移動で敵をすり抜ける際だけお祈りが発生しますが、どちらにせよ僕はiPad mini(A17Pro)でもお祈りしているので差がないとも言えます。

  概ねSoCとしては問題がないんですが、もっと快適にゲームを遊びたいのであれば、ちょっと値段が上がりますが同じiPlayシリーズでSnapDragonの第3世代を載せているのがあるのでそちらがおすすめかも知れません。本来この値段ではゲーム機にはならない値段のタブレットなので、「最低限」遊べるのはわりと称賛に値するレベルではあるんですよね。

他アプリについて

  AI系のアプリを色々使ってみましたが、まあAI系は処理をWeb側に任しているので重いわけがないんですが、予想通り重くなかったです。
  また一般的なアプリについては問題なく使えるので、「写真を徹底的にやりたい!」とか「動画をバリバリに編集したい!」というのでなければ問題ないと思います。
  逆にそういうニーズがある人は「パソコンが買える値段のタブレット」が正しいスコープです。そして、概ねタブレットよりパソコンを買った方が良い結果になります。
  特にMacは音楽も写真も動画も自力でできるソフトが全部入っていますし、ちょっとお金を出しても良いなら素晴らしい有料ソフトが揃っているので本気でお勧めです。

まとめ

  というわけで、まとめとしては

  • 8インチタブレットデビューしたい人
  • おもちゃ代わりの小さめのタブレットが欲しい人
  • 比較的良い中華メーカーの実力を知りたい人
  • ALLDOCUBEが好きな人

  にはお勧めできる、という結論です。
  該当する人は是非以下リンクからご購入下さい。

こぼれ話(内緒話)

  本当は今後シャオミさんとかALLDOCUBEさんとかに製品提供や貸与を打診したいのであまり大きな声では言えないんですが、中華メーカーの大体の事情をお話ししましょう。

  まず、タブレットは関係ないんですが、Ankerさんは中華メーカーなんですがグローバル進出に成功しており、製品の質も高く「製品に対して妥当な金額からちょっとだけ安く販売する」方針、かつコンビニでも買えるという方向性で売っているので安心感はかなり高いです。

  シャオミさんについては現状「中華メーカーとしては一流クラス」なんですが、「2万円を割って2TBのSDカードに対応した8インチタブレット!」と言って「画質がフルHDじゃなくてただのHD」という製品を出して周囲も忖度して「画質ただのHDだよ」とは言わず「見えが良い」「電子書籍にピッタリ」みたいな提灯記事(露悪的に書いていますが)を書いたために随分買った人がいるみたいで、これはちょっとアウトよりかなと思います。
  一応スペック表には書いてるんですが、常識的にフルHDじゃないタブレットが今どき出ていると思う人はほぼいないと思いますし、そして人の目って簡単に騙されるので何も言われなければフルHDじゃなくてただのHDだ、と気づかないままに過ごしている人も少なくないと思います。
  そういう意味でシャオミさんは基本は外さない悪くない製品を出しているのですが(僕もデュアルモニタの片方はシャオミです)、たまに「それはナシだろ」という製品を平気で出してくるので要注意と言うか、必ずスペック表をしっかり確認して下さい。
  そしてブログは信用しないほうがいいです。あまりにも提灯記事が多く、しかもガジェット系ニュースサイトや週間XXみたいなサイトですら「フルHDじゃなくHDですよ」って書かないアンタッチャブルな部分があるので、人の意見を鵜呑みにしないで自分の目で確認するのはすごく大事です。

  ALLDOCUBEさんについては、長期間試して壊れたことがないので安心感は高いと思いますし、結局この業界で15年戦って色々なラインナップで勝負して続いているので安定感のあるメーカーなのは間違いないんですが、大手ではなくタブレット以外で何か出しているわけでもないので、「8インチタブレット」に関してはかなり信用していいんですが、8インチじゃないタブレットは若干怪しさが残ります。特化して売ってきているメーカーなので、サイズ違い=用途違いをどこまで埋めてこれるかは未知数なので。

  というこぼれ話でした。

おまけも終わったので

  という訳でおまけも終わったので、久々に自腹レビューでしたがいかがでしたでしょうか?

  ちなみになんですが、ブログへの人の流入を増やそうと頑張っていて、はてなブックマークやブログランキングに参加しています。もし応援して頂けるのでしたらバナーをクリックして頂けると嬉しいです。

  また記事へのコメントも大歓迎ですし、気づき次第お返事させて頂きますのでお気軽にコメントを頂けると嬉しいです!

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この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!