#Apple #AirPodsPro3 #ガジェットレビュー #同時音声通訳 #Appleファン
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こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
今日は製品貸与でも提供でもなく、しかも自分で購入したわけでもない製品の紹介をしたいと思います。
紹介する製品はAppleのAirPods Pro3、これは僕の嫁さんが年末予定の機能拡張で「同時翻訳機能」が日本語に対応するのを期待して購入したものなんですが、気を使って「折角ならレビューする?」と言って貸してくれたので、2時間ほど借りてその2時間で色々確認してレビューしたいと思います。
オーナーが僕ではなく、アンボクシングする権利は嫁さんにあり、届いた直後に喜んで開けていたのでアンボクシングは今回ありません。
AirPods Pro3とは
AirPods Pro3とはAppleの販売する多機能・高性能ワイヤレスイヤホンであるAirPodsシリーズのProモデルの最新作で、Proモデルはカナル型のためノイズキャンセリングが強く、音も比較的良いという特徴があります。
また米国では軽度の難聴の人のための補聴器としても使えるようになっており、Proモデルはかなりの人気を博しています。
結論を先出し 1:AirPods Pro3の良い点
結論から先に言うと、AirPods Pro3の良い点は以下です。
- AirPods Pro2より音が良い:前モデルより確実に音が良いです。特に低音の重さが増した感じが強くあります。ホールで聞いている感じが強いです。
- フィット感が良い:カナル型は得意ではなかったんですが、今回のモデルはそんなにカナル型の嫌な感じを受けなかったです。
- 音楽再生中に話し始めると音が調整される:設定によるんですが、音楽再生中に自分が声を出したり人から声をかけられると音量が調整されて小さくなり聞き取りやすくなります。逆に言うと聞きながら歌っていると音量が下がるので歌いたい方は設定からオフに。
- 同時通訳が期待できる:日本語の対応は年末予定ですが、言語を英語にしてスペイン語版のライオンキング(アニメ版)を視聴してみた所、僕が聞き取れた英語ではシーンの趣旨に反していない翻訳ができています。このレベルで日本語翻訳できれば最高ですね。
- ※ただしこの機能はAirPods Pro3だけではなく、AirPods4でも使えるようになる予定です。僕はAirPods4ノイキャンモデルを持っているのでそれで使う予定です。
- ノイズキャンセルはしっかりしている:ノイズキャンセルを入れれば静寂が訪れます。このノイキャン性能は素晴らしいですね。
- 軽い:カタログで見るとそんなに軽くもないんですが、バランスがいいのか2時間程度の「つけっぱなし」では重さが気になるほどではありませんでした。
結論を先出し 2:AirPods Pro3の悪い点
- 音の味付けが良い子過ぎる:音は良いですし、ホール感も十分あるんですが、前にBOSEさんからお借りしたQuiet Comfort Ultraワイヤレスイヤホンに比べると迫力・音質に劣ります。値段が同じレンジなので比較対象としては相手が強すぎて厳しい評価になりかねないのですが、「音が悪い」ではありません。優等生過ぎて面白さに欠けるだけです。
- やっぱりカナルはカナル:負担は少ないとはいえカナル型はカナル型です。耳垢が乾いているタイプの人はいいんですが、粘着性の耳垢の人はカナル部分で耳垢をかき出してしまうので汚れます。これ使う前に綿棒使って掃除しても聞いている間に耳垢が出てくるので厄介なんですよね。
- 安くはない:実売39800円(公式サイト価格。次期や購入場所によって価格は変動します)でAirPods Pro2に比べて値段が上がっていないのは称賛に値するんですが、決して「安い」わけではないです。イヤホンにこの金額を払えるのはマニアかAppleファンか、或いは「性能・機能」に惹かれた人だけでしょう。
結論を先出し 3:こういう人にはお勧め
結果から言うとこういう人にはお勧めです。
- Appleファンの人:お布施の時間です。
- AirPors Pro初代を持っていてそろそろ買い替えたい人:驚くほど性能が上がっています。買い替えのタイミング的にもバッチリです。
- 同時翻訳機能に期待している人:同時翻訳機能を歌うイヤホンは複数ありますが、Appleブランドの同時翻訳機能に期待している人は今から買って備えておく意味があります。少なくとも映画のスペイン語版のライオンキングは違和感なく英訳されましたし、僕少しですがフランス語喋れるので「翻訳」アプリを使って英語に翻訳しながら話してみましたが、意図しない訳され方はしませんでした。期待できます。
- ノイズキャンセルが必要な人:カナル型で徹底したノイズキャンセルが必要な場合、AirPods Pro3は非常に強い選択肢です。カナルが嫌でインイヤーで済ませたい場合はAirPods4ノイズキャンセルモデルという強い味方もいるのでその点は覚えておいて下さい。
というわけで、これだけの情報で「必要」「不要」が判断できる人もいると思いますので、Amazonの購入リンクを貼っておきます。このリンクはアソシエイトで、このリンクから製品をご購入頂けると僕の収入になり、ブログを置くサーバーのレンタル代やドメイン料金、メーカーから借りた製品の返却費用に充てられるので、ご協力頂けると嬉しいです。
※記事執筆時点で既に売り切れています。速攻で購入した嫁さんの判断は正解だったようです。
アンボクシングはありません
利点・欠点・お勧めの人についてはお話をしたので、ここからは僕のレビューを書かせて頂きたいと思います。
本来の流れですとここで「アンボクシング」を入れて製品の美しさを皆さんに共有したかったんですが、今回のAirPods Pro3は嫁さんの私物で、もちろん本人の私物なので箱を開けて中身を取り出し最初に使うのは彼女の権利なので、喜んでガサガサしているのを「ごめん写真だけ撮らせて」というのは彼女の興奮と喜びに水を差す行為だと考えたので差し控えました。
みなさんに見せたかったのは山々なんですが、すみません、惚気にはなるのですが、僕は彼女の喜びに水を差したくないんです。安い買い物ではないですし、彼女の喜び、興奮は年に何度もある事ではないので止めませんでした。故にアンボックシングはありません。
詳細なレビューに行きます。
まず最初に断っておきますと、僕はAirPods4ノイズキャンセルモデルを「出歩き用」に所有しており、家の中では基本的にサンワサプライのサウンドバーで音楽を流しているんですが、集中したい時や音楽をガッツリ聞きたい時はBOSEの高級イヤホンであるBose QuietComfort Ultra Headphones LE(新製品が出ますね)を使ってガッツリノイキャンをかけたうえで良い音で聞いています。
そしてレビューをする中でBOSEさんからBose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)をお借りして20日ほど使った経験があり、これが驚くほど最高だった事もあり、僕はオーディオマニアではないので詳しい専門用語は使えないのですが、「良い音」をかなり聞いた感覚があるので、評価軸はかなり厳しいと思って下さい。
その上で、AirPods Pro3の音は「かなり良い」です。再生機器が出している音は十分な音質で耳に届き、変な歪みもありません。とても素直で、かつ臨場感があります。ライブハウスというよりもホールで聞いている感じの音です。決して悪くないです。
ただ、BOSEを聞き慣れた耳からすると、ちょっと物足りないのです。何が、と言われると説明が難しいのですが、BOSEは「ストレートに耳ではなく心にぶつけてくる音」の感じなのですが、AirPods Pro3は「学校一番の才能レベルでの優等生の音」なのです。
音を聞くという点ではそれほど大きな差があるか、というと、恐らくないんですが、慣れているせいもあるかもしれないんですが、BOSEはヴォーカルの歌う歌詞が心に刺さるんですよね。AirPods Pro3だとヴォーカルの歌う歌詞は頭にすっと入ってきて「考えさせられる」=「故に感じさせられる」という感じで、心に染みるまでにワンテンポあるように感じられます。感覚の問題なので言語化が難しいんですが、僕は両者ともに音は十分良いと考えながらも、「自分で買うなら(AirPods4ノイキャンモデルを持っているのもあって)Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)かな」、と思います。
※決してAirPods Pro3を貶める意図ではありません。僕はそっちが好き、というだけの話です。
ノイズキャンセルについてはさすがのApple、カナル型なのもあり耳に入れた瞬間に静寂が訪れます。この機能に関してはほぼ文句はありません。これをつけていれば多分飛行機でも気持ちよく眠れると思います。
同時通訳については、まだ日本語が対応していないので、僕の理解できる範囲であるフランス語を英語にする方向性で「翻訳」アプリで翻訳しましたが、悪くないです。Google翻訳程度、もしかしたらシチュエーションによっては(会話限定なので)Google翻訳より上、DeepLに迫るかもしれません。まあDeepLは砕けた口調に訳すのでイコールではないんですが、精度としてはかなり高いと思います。
逆に全くわからないスペイン語で、知っている映画を「英語」に訳して聞いた時は、シーンで「こう言う事を言っているはず」というのをほぼラグなくちゃんと英語でそう言っているので、映画を見るレベルで言うと問題なく、という事は口頭会話でも問題なく使えると思います。後は日本語の実装で日本語レベルがどうかによるんですが、これは期待して良さそうです。
おそらくそこらで売っているポケット翻訳機以上の機能があると感じたので、急ぎでなければアップデートを待って、ポケット翻訳機を購入するお金にちょっとお金を足してAirPods Pro3かAirPods4を購入するのがお勧めです。
僕はどうするか
AirPods Pro3は素晴らしい製品で、本当にオススメできる良い製品です。
ただ僕はどうするかというと、ぶっちゃけお金がないので「買えない」です。無理して借金して買わない理由は「翻訳機能は持っているAirPods4にも搭載される」のと、あと「音だけで言うならBose QuietComfort Ultra Headphones LE」がある事、ノイキャンガッツリで音楽を聞く目的なら200円安い「Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)」を買う(そんなお金はないですし借金の限度額もないですけど)な、というのが正直なところだからです。
しかし「機能セット」で考えると全部が素晴らしい高レベルでまとまっており、使い分けないでも全てが高レベルで揃ったこの製品を4万円以下で入手できるのはガジェット界隈の住人としては決して悪い条件ではないと言うか、むしろ飛びついていい条件です。
僕は色々試しすぎてしまったせいでスレてしまった部分があり、そのために判断が歪んでしまうのですが、BOSEを知らなかったら借金してでも買っていると思います。
というのが僕の正直なレビューです。
もしかしてここまで読んで欲しくなった人がいるかも知れないのでもう一度リンクを張りますね。
今日もブログを御覧頂きましてありがとうございました。
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この記事を書いた人 Wrote this article
如月翔也 男性
如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。 詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!