MX MASTER 4 発売前製品貸与2週間使用レビュー ソフトとハードの連携による効率化の極地!僕は予約しました!

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本記事はロジクール様より製品を貸与いただき、アフィリエイト広告(PR)を含みます。また内容の事前確認・金銭提供はありません。なお、ガジェットそのものと読者の皆さんに対して誠実であるために、製品貸与レビューですが忖度無しでレビューさせて頂きます。

 こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 この記事は10月8日(日付は10月9日として)に公開したMX MASTER 4 発売前製品貸与レビュー 効率化の極地!吸い付く使用感とソフトとハードの融合が導く効率化の行く先の後追いレビューです。
 後追いレビューなので、主にお借りしてすぐに思った点から「今はどう印象が変わっているか」についてはお話します。
 前のリンクを読みに行くのが面倒臭い人、見比べるのが面倒な人のために、先に「現時点での」「良い点」「悪い点」「どういう人にお勧めか」をまとめてしまいます。

要点まとめ

 まず結論から言うと、「自分でカスタマイズして効率化できる人には最強のマウス」です。
 そもそも前作のMX MASTER 3S(8000dpi)の時点で作業用マウスとしてはほぼ完成形だったんですが、MX MASTER4になって「Action Ring」と触覚フィードバックが加わる事で恐らく現時点での最高到達点に達しています。

MX MASTER4の良い点

  • Action Ringが最強:Action Ringは触覚フィードバックフィールドを押すと出てくるランチャなんですが、カスタマイズ性が高く、自分向けにチューニングするともう抜け出せません。
  • 本体の大きさによる安定感:本体はかなり大きいので、つかみ持ち、つまみ持ちには向きません。しかし被せ持ちで持つ場合大きく重いので安定感があり使いやすいです。重いため「長距離を動かす」のには向いていないので、設定でマウスカーソルの動きを大きくするとちょうど使いやすいです。
  • 無限スクロールの快感:MX MASTERシリーズの特徴ですが、ボタン操作、あるいはホイールの回し方によって「何行か動く」と「スーッと1000行単位でスクロールする」が切り替えられます。扱うデータ量によってはこれは特に大きな特徴です。
  • 横スクロールホイールの搭載:これもMX MASTERシリーズの特徴ですが、中央ホイールを倒して横スクロールさせるのではなく、マウスを握った時の親指の根本にあたる位置に横スクロール用のホイールがあります。横長のエクセルシートを使う人、動画編集などで横スクロールが必須な人にはかなり嬉しい機能です。

MX MASTER4の悪い点

  • 高い:記事執筆時点でAmazonで19900円(価格は記事執筆時点のものですので、購入される際はご自身で価格をご確認下さい)。ギリ2万円は切っているものの、1つ前のモデルと5000円近い差があります。この5000円を回収できるだけカスタマイズして効率化できるかどうかが「買う」かどうかの分岐点でしょう。
  • あくまで作業用マウス:お値段が高いのでゲーミング適性を求める人がいるかも知れませんが、ゲーミング適性は柔らかく言っても「向いていない」です。この大きさでこのサイズ、ゲームで勝てるデバイスではありません。あくまで作業を効率化するためのマウスで、戦うための武器ではありません。
  • 大きい:カタログでは書いていないんですが、握ってみて「MX MASTER 3Sよりちょっと大きいな」という感じがあります。なので、大きさとしてはかなり大きい部類だと思います。マウス感度を上げて小さな操作で大きく動くようにしないとちょっと使いづらいかも知れません。が、マウス感度を上げれば重くて動かない分でバランスがとれてちょうどよく動くので、設定をちゃんとできるかが鍵ですね。
  • 自分で設定しないと便利ではない:凄い設定が内蔵されているわけではなく、あくまで自分でAction Ringに登録して行く事によって「自分用にカスタマイズ」していくマウスです。そのため、買ってきたその瞬間から便利、というものではありません。自分で製品の価値を上げていくタイプなので、「設定なんか面倒だな」というタイプの人はAction Ringは不要だと思いますのでMX MASTER 3Sで十分だと思います。

  ただ、人の使い方を聞いて真似ると便利かもしれないですね。後で僕の設定をお教えします。

MX MASTER 4はどういう人にお勧めか

  • 道具としてのマウスを「より便利にしたい」人:デバイス自体の性能は十分ですが、設定をする事でより自分向けにカスタマイズでき、そのため最も「自分に向いたマウス」になれるポテンシャルを持っています。
  • 動画編集したり横長エクセルを触る人:横スクロールホイールは需要があまり多くないんですが、動画編集をする人や横長エクセルを触る人はホイールがあると格段に作業効率が上がります。そういう人にはお勧めです。
  • なんでも自分好みにチューンしたい人:パソコン環境をとにかく自分好みにチューンしたい人って一定数いると思うんですが(僕もそうです)、マウスのチューンって意外とあんまりできなくて、MacのトラックパッドをBetter Touch Toolでチューンするのが一番だったと思うんですが、MX MASTER 4の存在によってポインティングデバイスのチューンはMacだけの独擅場ではなくなったという感じがします。
  • 最高級じゃないと嫌な人:なんでも最高級じゃないと嫌な人だと、「ゲーミングマウス」は別に用意して貰って、「作業用マウス」でいうと恐らくこれが最高級ではないかと思います。

 というのが要点まとめです。この時点で買う買わないの判断ができる方はここで離脱して大丈夫です。もし購入する判断をされたのであれば、Amazonアソシエイトによってブログ運営(借りたデバイスを返却したりサーバーやドメイン代を捻出する)の足しになるので以下のリンクから購入して頂けると嬉しいです。

ではこの2週間で何が変わったかをお話します。

 まず最初に言わないといけないのが、前回記事では「YouTube Musicのアプリが欲しい!」と言っていましたが、不要になりました。
 前回記事を書いた時点では、「システム」から提供される再生・早戻し・早送りボタンはブラウザに対して効かなかったので(Apple Musicにも効きませんでしたがApple Musicはアプリから操作ボタンを追加できました)Spotifyなら動いたのかも知れませんが、「何のためにこのボタンは用意されているんだ?」という状態だったのですが、本日時点で「システム」から提供される再生・早戻し・早送りボタンはYouTube Musicで動作します。
 そのため、僕は今Action Ringの上にApple Music操作用のフォルダを作り、右上にYouTube Music操作用のフォルダを作って使っています。

 あと、これは発売まで1週間を切っていて「これはまずいな」と思うのは、「Action Ringによってマウスをひっくり返さなくてもOSを切り替えられる」という部分、バグなのか未完成なのかわからないんですが、「1」から「2」や「3」に切り替えられません。何故か「2」の場合「1」に切り替えられるのですが、このあたり発売日に間に合うんでしょうか?

 それでもAction Ringを使えば、

  • Apple Musicの操作
  • YouTube Musicの操作
  • ブログ用のブラウザ立ち上げ
  • ショート動画作成用のフォルダを開く
  • Logi Option+を開く
  • 各種AIを呼び出して対話モードに入る
  • スクショを撮る
  • OS切り替えを行う

 ができるので、かなりというか、物凄く僕の使い方にフィットしており、もうそろそろ評価期間が終わるのでお借りしている今のMX MASTER 4なんですが、正直買ったのが届くまで返したくないんですよね。
 返してから戻ってくるまでの1週間、在庫状態によっては10日間、多分我慢出来ないんじゃないかと思うんですよ……。それくらい、Action Ringの効果は大きいです。

 もちろん、ランチャアプリを別に入れてそれを使え、という意見もわかるんですが、MX MASTER 4だとクロスOSで同じランチャが使えるのでアプリが統一でき、そして余計なアプリを入れないでいいので安定性が損なわれないのでその点素晴らしいんですよね。

 そういう意味で、僕はこの2週間で完全に虜になってしまい、もう手放せない状態です。
 ただ一点、これはロジクールさんに怒られる事を覚悟して言っておきます。

 ロジクールさんは製品は素晴らしいですがサポートは三流以下です。

 普通のサポートメールで5日放置されたり、製品交換で1週間連絡がなかったり、せっついた結果「これから手配します」みたいな返事が来るので、ロジクールさんにはサポートを求めてはいけません。なので、困った時には検索かAIでなんとかできる人じゃないと、サポートでキレる羽目になった上に問題が解決しない結論になります。
 でも、製品は目が眩むほど魅力的なんです……。

 まあ僕は自力救済できる自信があるので何も悩まないで即ポチしましたが、その覚悟ができる人は是非購入してみて下さい。本気で面白いんですよ。Action Ringの使い方によってできる事が千差万別、できたAction Ringを見ればその人がパソコンを何にどう使っているかわかるんじゃないか、というレベルで深いです。
 なので、僕のブログを見に来るようなガジェットが好きな人には恐らくかなり向いています。もしかしたらHHKB並に「一生の相棒」になり得るかも知れません。

 以上が2週間使った感想です。もしご興味がありましたら、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。

 というわけで、ただの入力機器であるマウスについて「どれだけ書くんだ?」というくらい熱を込めてレビューをしたのですが、何かの参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人 Wrote this article

如月翔也 男性

如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。  詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!