#Samsung #サムスン #ガジェットレビュー #Flip7 #GalaxyZFlip7 #製品貸与レビュー #思わぬ伏兵 #アリです
本記事はSamsung PR事務局様より製品をご貸与いただき、アフィリエイト広告(PR)を含みます。また内容の事前確認・金銭提供はありません。しかし、ガジェットと読者さんに誠実でありたいため、レビューは忖度しません。素直に思った事を書きますので、ファンの方の気分を損ねてしまったら申し訳ありません。
こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
今日はちょっとSamsungさんから「Galaxy Buds 3 FE」が出たので貸せますよ、そう言えばGalaxy Z Flip7やGalaxy Z Fold7、Galaxy Watch Ultraも気にしてましたよね、全部一気に貸しますね、という有り難いお言葉を頂き、まとめて4つのガジェットをお借りできたので、今日から順を追ってレビューしていきたいと思います。
ちょっとシリーズになるのと、あと予告しておきたいんですが、今日は「Galaxy Z Flip7」のレビューですが、この後
- 「Galaxy Z Fold7」のレビュー
- 「Galaxy Buds 3 FE」のレビュー
- 「Galaxy Watch Ultra」のレビュー
についての記事を書いていくのですが、それに加えて最終的には僕は
- Apple製品のエコシステム
- Google製品のエコシステム
- Samsung製品のエコシステム
を全部体験した事になるので、別記事として「各メーカーのエコシステム比較」の記事を書く予定です。
このエコシステムの便利さや使い勝手については体験しないと語れない部分で、そして商業ライターでない人でここまで色々なエコシステムを体験しているのはそう多くないと思いますし、それを僕と同じ熱量で語れる人はいないと思いますのでぜひ期待していただければと思います。
お急ぎの方のための冒頭まとめ
お急ぎの方のために冒頭にGalaxy Z Flip7の「良い点」「悪い点」「どんな人にお勧め」かをまず挙げてしまいます。
お急ぎの方はここだけサッと読んで購入判断したり記事から離脱して頂いて大丈夫です。
Galaxy Z Flip7の良い点
- 画面サイズが大きい:比較対象としてiPhone15ProMaxと全く同じ画面サイズです。十分な画面の広さがあります。これ以上求めるならタブレットが必要でしょう
- 性能が十分:SoCはオリジナルですが性能はSnapdragon 8 Gen 3と同様で、これはどれくらいかと言うとスマホゲーならほぼ全部遅延なしで遊べるレベルです。
- 縦に折り畳める:Galaxy Z Fold7と違い、Galaxy Z Flip7は普通のスマホを「縦に閉じれる」という点が違います。詳しくは後で語るんですが、可搬性が劇的に上がっています。これ、一回使ったら畳めないスマホに戻れないインパクトがあります。また、表示面を内側に閉じるので、何かを挟む事件がない限り、持ち運んでいる間に画面にダメージが入らないんです。
- Samsung製品で固めるならエコシステムが強力:他の製品をSamsung製品で固めるのであれば、製品連携が非常に強く、使い勝手が非常に良いです。これはAppleとGoogleとSamsungにしかできていない大きな武器です。
Galaxy Z Flip7の悪い点
- 値段が高い:「縦に折り畳めるハイエンドスマホ」に約17万円。iPhoneではなくAndroid基準で考えると256GBでハイエンドであれば、「折り畳める」に4〜5万円出している計算です。これは素直に値段が高いとしか言えないです。
- 遊べないゲームがある:これだけのハイエンドなのに、おそらく折りたたみスマホである制限から遊べないゲームがあります。具体例をあげると「Wizardry Variants Daphne」です。これはGoogle Playで「遊べません」と明記されています。野良Apkは危険ですし、開発者オプションから拡大率をいじっても駄目だったので、Google Play Storeで「遊べない機種」に指定されていると考えられます。
- 横置きゲームで困る時がある:画面を横にして遊ぶゲームをしていると、操作に熱が入って手に力が入り、画面がそっと閉じてくる欠点があります。まあ戻せばいいんですけどね。
- 折りたたむので挟んで破損がありえる:これは折りたたみ機器全部の宿命ですが、落ち畳む時に画面になにか挟まると画面が破損し得ます。要注意です。
Galaxy Z Flip7はこんな人にお勧め
- ハイエンドを浅いポケットに入れて歩きたい人:性能はハイエンド、画面も大きく使いやすく、そして畳めるので「高さ」が半分、浅いポケットにも収まります。
- 大画面スマホがポケットから顔を出して辟易している人:大画面スマホは見やすいんですが、でかいジーパンの前ポケットでも収まらずにポケットからこんにちわするので、それが鬱陶しい人には「もう出てこない」という点で圧倒的アドバンテージです。
- ガラケーのあの感覚でスマホを使いたい人:ポケットから取り出してスチャッというあの感覚をもう一度味わえます。いや、馬鹿にならないんですよ、これ。
というわけで「良い点」「悪い点」「こんな人にお勧め」をお伝えしたので大急ぎの方はここで離脱してオーケーです。
もしこの段階で「買う」判断をしたのであれば、よければ下記リンクからご購入下さい。アソシエイトで僕の収入になり、サーバー代・ドメイン費用・借りた製品の返却費用などに充てさせて頂きます。
ではアンボクシング(開封の儀)をします。
ではレビュー恒例のアンボクシング(開封の儀)をします。もしご不要な方は目次に戻って次の項目まで進んで頂いても構いません。
まず送られてきた箱

今回はSamsung PR事務局さんから送られてきたので丁寧な梱包だったんですが、本来ガジェットレビューには梱包箱を写す意味ってあまりないんですが、僕はAmazon以外で直送で送られてきた製品については「梱包にもメーカーの姿勢が表れる」と思っているので(AppleさんとかPFUさんとかもう送られてきた箱の時点で製品に恋しますよね?)、それを伝えるために梱包箱も写真を撮ります。
そして見て頂くとわかるとおり、かなり厳重に、「製品を間違いなく傷なくユーザーに届けたい」意図が伝わる梱包です。さすがSamsungさんです。
Galaxy Z Flip7の外箱を見ましょう。

外箱、格好いいんですよ。ハイエンドだとわりとテカテカの箱で彩りの良い箱を使う印象が強いんですが、シンプルかつモダンな感じで、「わかってるな」感が強いです。
ゲーミングパソコンが「光る」必要がない(その電力をCPUとGPUとファンに回せと思うので)のと一緒で、ハイエンド製品の箱が下品にテカってカラフルな必要はないんですよね。
細かい中身チェックはアウト指示なので本体を写します

本当は箱の中身とかを色々紹介したかったんですが、貸与条件として「サンプル品で中身が違うので中身の一個一個を紹介するのは無し」という指定だったため、いきなり本体を出して写真を撮っています。
思いっきり下半分に僕の指と撮影に使っているiPhone15ProMaxが写っていますが気にしないで下さい。フォトレタッチで消せるんですが、そういう操作すると実物と遠ざかるので僕は好きじゃないんですよね。不注意で載ってしまったゴミくらいは消しますが、おもいっきり写っている指とiPhone15ProMaxは消さないで行く事にしました。
意外とベゼルが狭くて、本当にiPhone15ProMaxと同じくらいの表示領域があるんですよ。ただ、内部的にわざと解像度を落としているっぽくて、文字が大きめに表示されます。
Galaxy Z Flip7の裏側を写します。こちらが本編ですよね。

本体の裏側です。使っていない時は基本的に閉じているでしょうから、そういう意味では一番見る部分がここかも知れません。
渋いです。めちゃくちゃ格好いいです。これを閉じてポケットに滑り込ませるのはちょっとした興奮ですよ。
Galaxy Z Flip7 最後に折りたたんだところを

はい、完全に折りたたむとただの四角なので折りたたむ途中で止めて写真を撮りました。こんな感じで開閉します。
動きもスムーズで、そしてヒンジ部分が結構しっかりしているのでかなり耐久性はありそうです。
これでアンボクシングは終了です。
ではGalaxy Z Flip7の魅力を語ります。
まずお詫びしないといけないんですが、僕、多分Samsungさんが貸してくれるという幸運がなかったら、Galaxy Z Flip7については「完全スルー」の姿勢だったと思います。
正直な話、「タブレットを閉じれるGalaxy Z Fold7には意味を感じるが、スマホを縦に閉じて何の意味があるんだ?」と思っていました。が、浅知恵でした。すみませんでした。
なので、まず最初に「スマホを縦に閉じれると何が違うんだ」という点についてからお話をします。
スマホを縦に閉じれると何が違うのか
僕はメイン環境が「iPhone15ProMax」と「Galaxy Z Fold6」です。Fold6はまだ比較的小さいとは言え、iPhone15ProMaxはもちろんProMaxなのでめちゃくちゃでかいんですよ。
で、僕はわりと巨体で履いているジーパンも大きいのでポケットも大きく、iPhone15ProMaxはジーパンの前ポケットに入るには入るんですが、入り切らなくてポケットから顔を出している状態なんですね。
これのどこが悪いかと言うと、ポケットにスマホを入れた状態でしゃがむと、ポケットから顔を出したスマホが僕の骨盤、足の根っこあたりに食い込むんですよ。怪我をするほどのものではないんですが、痛い時もありますし、痛くなくても普通に不愉快ですよね。
でも、でかいスマホを買ったのだから当然、と受け入れていたのです。
ちょっと年代によってはわからない人もいると思うんですが、Galaxy Z Flip7って、ゲームボーイアドバンスドでいうと「SP」モデルなんですよ。アドバンスドはどんなに頑張ってもポケットに入りませんでしたがSPはポケットに入ったんです。
さらに上の年代の人にしかわからないんですが、僕らは昔「携帯電話」が進んで「パカパカケータイ」と「スライドケータイ」に分かれて、胸ポケットではなくズボンのポケットに入れられるようになったというパラダイムシフトを経験していると思うんですね。
それが今、スマホに形を変えて再来しようとしているんですよ。
携帯電話が「パカパカケータイ」になって定位置が胸ポケット・あるいは首から吊るすだったのが、ズボンのポケットに無造作に突っ込めるようになったように、大画面サイズのスマホが折り畳めることによって無理なくズボンの中に入るんです。
特に白眉なのが、女性の場合ポケットのない服も多いんですが、ポケットが浅い服も多いと思うんですよね。そうなると自動的にスマホの定位置はバッグの中になる。バッグの中で通知を受けた場合バッグから取り出して画面を見て操作しないといけないのでどうしても手間がかかる。
しかし、折り畳めればバッグから服のポケットに移動できる。大切な人からの連絡をいち早く受け取り、即座に返答できる。これは凄いアドバンテージです。
僕も正直、借りてみて使ってみないとこの「良さ」はわからなかったです。
惜しむらくは、手に取るだけではこの「良さ」はわからないんです。実際に使ってポケットに入れてみないと「良さ」が伝わらない。しかし、スマホを一時的に貸してくれるキャリアはない。
保険付きで1ヶ月2000円とかでいいから貸し出しサービスをしてくれれば「良さ」が伝わるのに……、と本気で思います。
スペックも妥協ないんですよね。
折りたたみな時点で素晴らしいんですが、スペックがかなり妥協がなくて、欠点で挙げた「Wizardry Variants Daphne」は遊べないんですが、確認した範囲では
- 原神:普通にヌルサク
- 鳴潮:普通にヌルサク
- Zenless Zone Zero:普通にヌルサク
- 艦これ:apkで入れましたが当然ヌルサク
と、特に上3つの重量級3DアクションRPGが普通に遊べるのでスペックには問題ないと言えます。
まあ値段が値段なのでスペックもこれくらいは欲しいんですが、逆に技術的にこなれてきたら「ミドルスペックで折りたたみをそれなりのお値段で」出せると結構な油田になる気がします。欲しい人は一定数いると思うんですよね。
Samsungのエコシステムに組み込めるので便利です。
情報を先出ししてしまいますが、Samsung製品なので、特に「Watch」と「Buds」と組み合わせてエコシステムが構築可能です。詳しくは別記事にしたいのですが隠す内容でもないので書いてしまいますね。
- Galaxy Z Flip7で「PowerAmp」で音楽を聞く(Galaxy Buds 3 FEで)
- Galaxy Watch Ultraで「PowerAmp」の簡単な操作が可能なのでFlipはポケットのまま早送りができる
- PowerAmpは純正アプリじゃなく有料のAndroidアプリなのに!
- Galaxy Watch Ultraでボイスメモをワンボタンで設定しておき、散歩の途中で浮かんだアイディアを消える前に「録音」できる。
このあたりが「ストレスなく」できるのはしっかりエコシステムができている証拠なので、非常に評価が高いです。
というのが僕のGalaxy Z Flip7の評価でした。
というのが僕のGalaxy Z Flip7の評価でした。
長々書いてしまったので内容が迷子になっている人もいるかと思うので、もう一回纏めますね。
- 性能は凄い
- 折りたたみは無理なくポケットに入れられて、「思う以上に」すごく便利
- Samsungエコシステムに囲われるつもりなら選択肢として断然アリ
というのが正直な僕の気持ちです。
本来このレベル、「即買いしました」と言いたいレベルなんですが、3台目のスマホは暫くいらない、iPhone15ProMaxがあるので6.7インチサイズは間に合っている、変えるならFold7、それよりなによりもうカード予算が全く無いので15万を超える買い物は僕にはできないので今回は「見送り」です。しかし、これは僕の経済状況が原因であり、十分な予算があったら「Go!」です。
もしかすると半年くらい先に100万には届きませんがちょっと大きな収入がある可能性があるので、それがもし手に入ったら目が眩む恐れは否定しません。というか欲しい。
というわけで正直ベースでお話をさせて頂きました。最初からいきなり存在意義に疑問を呈したりでSamsungさんに怒られるんじゃないかと思いはしたんですが、「疑いから確信まで」の気持ちの流れを説明するには必要な内容なので、まあ怒られたらごめんなさいします。
では個人的には「おすすめ」とする製品なので製品リンクを再度貼ります。
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この記事を書いた人 Wrote this article
如月翔也 男性
如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。 詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!