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本記事はSamsung PR事務局様より製品をご貸与いただき、アフィリエイト広告(PR)を含みます。また内容の事前確認・金銭提供はありません。なお、貸与レビューですがガジェットそのものと読者の皆さんに誠実であるために、忖度は一切しません。そのため、メーカーのファンの方にとってご不快な表現がある可能性がある点はご留意頂けると幸いです。
こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
本日はSamsung PR窓口様から4つまとめてお借りできた製品の4つ目の紹介になります。他製品の紹介につきましては以下を御覧下さい。
- Galaxy Z Flip7
- Galaxy Z Fold7
- Galaxy Buds 3 FE
- Galaxy WATCH ULTRA(この記事です)
- Apple、Google、Samsungのエコシステム比較(次回記事にする予定です)
お借りできる期間がそれほど長くなかったのと、ちょっと個人的な都合により受け取ってから箱を開ける前に2日ほど間が空いてしまったため、恐らく単発の記事になってしまうか、後追いの記事を出せたとしても1週間使用レビューまでが限界かと思います。
では、早速行きます。
お急ぎの方へ
情報収集でお急ぎの方へ、他を読み飛ばしても良いように冒頭に「簡単なスペック紹介」「製品の良い点」「製品の悪い点」「この製品を買うべき人」について簡単にリストアップしますので、まずそちらだけでも御覧下さい。
Galaxy Watch Ultraのスペック
- 防水・防塵機能:IP68規格(ダイビングには向きませんがプールや水深の浅い海に適しています)
- LTE版ではワンナンバー(ドコモ)・ナンバーシェア(au)対応:LTE版ではスマホを忘れてもWatchで通話やメッセージの受信が可能です。
- 重量:60.5g。結構ずっしり来ます。利き手につけるには向いていません。
- バッテリー:590mAh。スマホと比較すると桁が1つ少ないんですが、普通に2〜3日つけっぱなしで動作できます。
- 睡眠トラッキング機能付き:睡眠トラッキングが可能です。
Galaxy Watch Ultraの良い点
- 画面が大きくて操作しやすい:通常のApple Watchと比べると画面サイズが1.2倍くらいあるのでとても操作しやすいです。そして、「スマホ操作可能手袋」の反応が良いです。2シーズン使ってApple Watchでは反応しなくなった手袋でもGalaxy Watch Ultraでは反応します。
- 頑丈さに安心感がある:悪く言うとゴツいのですが、このゴツさが頑丈さを保証する作りで、ハードなアクティビティにも連れていける安心感があります。決して安いものではないので傷つけたくはないんですが、逆にどんな時にでも身につけておくために高くゴツいのを選ぶという選択肢は断然アリです。
- 純正アプリ以外でも操作できる:これは驚きなんですが、通常スマートウォッチはOS純正、あるいはメーカー純正のアプリしか操作できません。しかし、Galaxy Watch UltraはAndroidの有料音楽再生アプリ「PowerAmp」を操作できます。有料ソフトなのにです。そして、「PowerAmp」は自分の好きなようにイコライザを設定できるので、「そのセッティングで」音楽再生ができるのです。
- Samsungエコシステムに統合されている:Galaxy Watch UltraもSamsung製品なので、Samsungエコシステムに統合されています。これを身に着けてGalaxy Z Flip7をポケットに入れ、Galaxy Buds 3 FEを耳に入れて歩けば、特になんら設定なく普通に全部連携するので、Watchで音楽操作しつつBudsで「OK,Google」をしたり、Watchのボタンに録音機能を搭載すると散歩中に浮かんだアイディアをその場で録音できたりします。
Galaxy Watch Ultraの悪い点
- びっくりするくらい高い:スマートウォッチに12万(執筆時点のAmazonの値段概略です。購入時にはご自身で価格をお調べ下さい)は結構キテる金額ですよね。Apple Watch Ultra3とほぼ値段が変わりません。ここはあと2万頑張って欲しかった。
- とにかくゴツい:耐久性に特化しているので仕方がないのですが、とにかく大きくてゴツいです。ファッショナブルとは言えないですし、恐らく女性が使う場合、自分の手首よりもGalaxy Watch Ultraの方が大きくて、ベルトで締め付けてもウォッチフェイス部分がブラブラする恐れがあります。
- 使い方によってバッテリーの残量が極端に変わる:何もせずに付けているだけだといいんですが、ワークアウトを長くしたり、音楽再生の操作を延々としたりすると、通常2〜3日普通に持つバッテリーが1日で残り30パーセントを割る場合があります。50パーセント残っていると「充電は明日でいいや」という安心感がありますが、30パーセントだと若干不安が残ります。
Galaxy Watch Ultraはこんな人にお勧め
- とにかくハードに使い倒したい人:頑丈かつ高機能、常に身につけてどんな冒険にでも連れていけます。
- Android用の最高級スマートウォッチが欲しい人:Android用で言えば恐らく最高級の一角、というよりもTier0はこれ一択と言えるでしょう。最高級を求めるならば自然とこの製品に行き着くはずです。
- Samsungエコシステムに組み入れたい人:Samsungは次回記事で書く予定なのですが、Apple・Googleと同じく製品によるエコシステムを作っている会社です。故に、スマホがSamsung、タブレットがSamsung、イヤホンがSamsungという人には、WatchもSamsungを選ぶ明確な理由があります。エコシステムの完成度で言うとAppleには敵いませんがGoogle以上のイメージで考えて貰うと良いと思います。つまり、MacではなくWindowsを持っている人の場合Samsungが正解に一番近いと言えます。
と言うわけで、簡単に「スペック説明」「良い点」「悪い点」「こんな人にお勧め」をお話ししましたので、これで判断がついた方はここで離脱して大丈夫です。
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ではアンボクシング(開封の儀)をご覧に入れましょう。
離脱する方はもう離脱したかと思いますので、次は製品の格好良さを見るためにアンボクシング(開封の儀)を行いましょう。
本来中身について1つ1つ取り上げて写真を一杯撮りたいところなんですが、「サンプル品で製品版と中身が違う可能性があるので中身の個々の写真はアウト」というSamsung PR事務局様からのご意向がありますので、簡単に箱→開けたところ→中身、の3枚だけでお送りします。
Samsung Galaxy Watch Ultraの外箱

はい、まずは外箱です。高級デバイスにありがちなテカり素材にカラフルな印刷ではなく、マット仕上げの素材に無骨ですらある製品写真、そしてロゴだけという、「高級感は語らない」「手にとって感じてくれ」という理念が伝わってくるパッケージです。
本気で渋いです。
Samsung Galaxy Watch Ultra 箱を開けたところ

箱を開けるとシンプルにウォッチフェイスだけが顔を出します。ゴテゴテ見せない、という部分に美学を感じます。実は下には色々入っているんですが、それは「出してから」中身をお見せしますね。このウォッチフェイスを外したところを写すと「指示と違う」という怒られが発生する恐れがあり、Samsung PR事務局さんとは今後とも仲良くしていきたいので「知るか!俺は撮る!」とまでパンクになれなかったのです。
Samsung Galaxy Watch Ultra 中身を点検

箱の中身を全部出しました。中身としては
- ウォッチフェイス:でかいです。
- 時計のベルト:取り付けが簡単で、手に装着するのも簡単です。ただし非常にゴツいです。
- USB-Cチャージャー:USB-Cでのウォッチの充電器です。これ系ってUSB-Aが多いんですが、僕はわりと早い段階で自分の周囲をUSB-Cに染めてしまったのでUSB-Cなのは有り難いんですよね(Apple Watchも非純正品のUSB-C形式のチャージャーを使っている)。
ではアンボクシング(開封の儀)はこれにて終了です。
では製品の魅力を語ります。
まず前提として、僕はApple信者かつMac信者で、昔はWindows信者だったのにオープンソースに触れてUbuntu世界最高!と言いながら3年使って、「どうせならトリプルブートできるMacがいいよね」と言ってMacを購入し、「そう言えばMacOSってあんまり使ったことないな」と言って1週間試しに使ってみたら抜け出せなくなってそれからAppleの沼にハマった人です。
故にメインパソコンはM3MacBookAir、スマホはiPhone15ProMax(1TB)、タブレットはiPad mini(A17Pro/セルラー512GB)、スマートウォッチはApple Watch Series9(セルラー16GB)、そしてイヤホンはAirPods4 ノイズキャンセリングモデルです。
比較対象はこれらの製品なので、かなり視点が厳しいと言うか、点数が辛めになってしまう点はご注意下さい。
その上で、Samsung Galaxy Watch Ultraは何が良いかと言うと、まず「ゴツさ」が挙げられます。
このゴツさのお陰で画面表示領域が非常に広く、イコール「操作領域が広い」のです。
Apple Watchだと例えばApple Musicアプリから曲送りをしようとすると画面の上8割はアルバムアートで占められており早送り早戻しボタンは小さい画面の更に小さい左下・右下に表示され、これ正直運転中に操作するのは若干危険というか、「押せない」か「見て押そうとして車がよろける」可能性があり、決して操作感が「良い」とは言えないんです。まあ散歩レベルなら大丈夫なんですが。
しかしGalaxy Watch Ultraは画面の表示領域が広く、しかもアルバムアートは無視して背景に時計を表示しつつ「音楽の操作UI」を画面いっぱいに表示してくれます。つまり、大きい画面の右1/4が「早送り」ボタンなので、運転中でも見ないで押せるんです。これは安心感が高いです。
続いて、使用アプリの話なんですが、Apple Watchって基本的に「Apple Music」「YouTube Music」「Spotify」くらいしか直接操作できる音楽アプリってないんですよ。
しかし、僕はAndroidではイコライザを使って好きなチューニングで音楽を聞きたいので、「PowerAmp」というアプリを導入しているんですね。1000円もしないアプリなんですが、僕はGoogleアンケートでポイントを集めてそのポイントで購入しました。
ただ、これ有料アプリかつサードパーティなので、Galaxy Watch Ultraでは操作不能だろうな……と思っていたら、Galaxy Z Flip7でPowerAmpで音楽を再生していたらGalaxy Watch Ultraの盤面にメディアコントロールの画面が表示されたのです。そして、恐る恐る操作したところ、「早戻し」「再生・停止」「早送り」は問題なく操作ができたのです。
イコライザのチューニングはそもそもウォッチでやるものでもなければウォッチの画面内に収まる設定でもないのでできなくてOK、大事なのはチューニングしたPowerAmpで「音楽を操作できる」部分なのです。これ、ちょっとした事件ですよ。有名アプリだとしてもサードパーティの有料アプリに対応しているってとんでもないです。
また、フィットネスの管理や睡眠の管理も結構しっかりしていて、僕はApple Watch単体の機能では物足りなくてアプリを購入して使っているんですが、Galaxy Watch Ultraに付属する(というかスマホに連動する)アプリがなかなかわかりやすく、またWatch単体でも結構詳しく数字が見られるので有用性が高いのです。
ただ、どうしてもゴツいので、比較用にApple WatchとGalaxy Watch Ultraを身につける場合、利き手である右手にGalaxy Watch Ultraをつけるとマウス操作もキーボード操作もApple Pencil操作も結構「大変」で、ここは諦めてGalaxy Watch Ultraを左手に、Apple Watch Series9を右手につけています。まあスマートウォッチを2つ使う人ってあんまりいないですし、あるとしたら「本格的なスマートウォッチを利き手じゃない方に」プラス「フィットネストラッカー(1回充電で2週間くらい使える奴)」を利き手に、という使い分けが一般的だと思うので、Galaxy Watch Ultraは利き手の反対につければ正解です。
というわけで、僕としてはAndroidと連携して使う前提であれば最強クラスのスマートウォッチだな、という結論に達しました。僕がApple信者じゃなければこっちを選んでいたかも知れません。
ただ、本当は欲しいんですが「フィットネストラッカーじゃなくてスマートウォッチを2台持つのは比較的変態度が高い」「欲しくても予算が計上できない」「今はAppleに囲われているのでWindows-Samsungのエコシステムには乗れない(まあGalaxy Z Fold6とWindowsのゴッツいノートパソコンは持っているので乗るのは一瞬なんですけどね)」という理由があり、今回の僕の結論は「No Go」でした。
ただし、Windowsを使っている人、Samsung製品を使っている人(特にスマホとBuds)にとってはかなり「エコシステムの世界を広げてくれる」「エコシステムってなんだよ、という疑問に明確に答えを与えてくれる」製品なのは間違いないので、該当の方で予算がある方は「Go!」です。
なのでもう一回購入リンクを貼っておきますね。
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この記事を書いた人 Wrote this article
如月翔也 男性
如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。 詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!