こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
先日「いま8インチタブレットを買うのはステイです」という記事をあげ、理由として「IPad mini第7世代が出るかも知れない」「ALLDOCUBE iPlay 60 mini proが悪くない」「しかしALLDOCUBE iPlay 60 mini proは後継機が出るかも知れない」という物を上げていました。
そしてその後記事にもしたのですが、まんまとiPlay 60 mii proを購入し、2週間しない内にiPad mini(A17 Pro)が発売されたので512GBセルラーモデルApple Pencil Pro付きで注文したんですが、実はその後ALLDOCUBEでiPlay 60 mini proの別系統であるiPlay 60 mini Turboが発売されましてAmazonのセールで本来約4万円なのが26000円まで値下げされていまして、Snapdragon6 Gen1の能力に物凄く興味があったのと、その時期軽躁だったのと、あとちょっと嫌な事があって自暴自棄だったのでズギャってしまったんですよね。
そのため今はiPad mini第6世代はもう売ってしまったのですが、一時期家にはiPad mini第6世代・iPad mini(A17 Pro)・ALLDOCUBE iPlay 60 mini pro・ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboの4つの8インチタブレットが並んでいたのです。
流石に4つもいらない、と思ってGEOで買い取り20パーセント上乗せキャンペーンをやっていたので早々にiPad mini第6世代は売ってしまったのですが、せっかく4種類コンプしたので違いなんかについて記事にしたいと思っていて、その後軽躁の反動でとんでもない鬱になっていて記事どころじゃなかったんですが、少し浮いてきたのでちょっとタイミング的には微妙ですが記事にしたいと思います。
8インチタブレットとは
8インチタブレットとは名前の通り、画面サイズが8インチ前後のタブレットを指します。だいたい8.4インチ〜8.7インチで、片手で持てる軽さで持ち歩きやすく電子書籍を読んだり動画を見たりメモを書いたりするのに負担が少ないので一定の愛好者がいます。
先日XiaomiがWi-Fiモデルで17000円の8インチタブレットRedmi Pad SE 8.7を発表した事で8インチタブレット界隈が一瞬沸騰するくらい沸いたのですが、Redmi Pad SE 8.7は液晶がFHDではなくただのHDなので画質が悪く、電子書籍を読むのにも辛いという感じで、かつSoCが今一般的なHelio G99ではなくG85と化石レベルの製品だったのでそれ忠告する記事を書いたのですが、そもそもRedmi Pad SE 8.7って他の8インチタブレットと性能を合わせてセルラーモデルにすると19980円で、これってALLDOCUBE iPlay 60 mini proがセールだと22000円くらいなので、タイミングを狙って2000円追加すればFHDでG99でサクサク動くタブレットを買えるので、安物買いの銭失いにならないようにALLDOCUBE iPlay 60 mini proをお勧めしたのです。
8インチタブレットを買う人には2種類いて、「ゲームはしない。マイクロSDにしまったデータをFHDで閲覧できればいい」という人と、「セルラーとSoCをガンガン使ってゲームもアプリもめちゃくちゃ使う」という人です。
僕がおすすめする2種類のタブレット、ALLDOCUBE iPlay 60 miniシリーズは前者のニーズに合致しますし、iPad miniは後者のニーズに合致します。
では、僕が揃えたiPad mini第6世代・iPad mini(A17 Pro)・iPlay 60 mini pro・iPlay 60 mini Turboについて比較しながら紹介していきましょう。
iPad mini第6世代
最新世代から見て1つ前のiPad miniです。Apple Pencil第2世代に適合し、SoCはiPhone13に使われていたA15のちょっとだけ劣化版、性能でいうと現時点でスマホで「重い」と言われる原神・鳴潮・ゼンレスゾーンゼロがガンガンに動きます。ウィザードリィ ヴァリアント ダフネもヌルヌルです。
性能という点では現時点でも全く劣っておらず、特に困っていないならiPad mini(A17 Pro)に乗り換える必要はないと思います。Apple Intelliigenceに興味があるならiPad mini(A17 Pro)が必要ですがそうでないなら第6世代で十分です。
むしろ今iPad mini(A17 Pro)が発売された事で中古や未開封中古のiPad mini第6世代が買いやすい値段になっているので、そっちを狙いに行く選択肢は十分にありえます。
ただし、発売が3年前の製品なのであと2年でヴィンテージになってしまう点、Apple Intelligenceが物凄く便利だった場合とても悔しい思いをする、スマホゲーの要求スペックは上がっていく一方なので「プレイできない」レベルまでにはならないと思いますが、「高品質高FPS」で遊べないゲームが今後出てくる可能性があります。
あとSSD容量が64GBと256GBの2種類しかなく、64GBを選ぶと4種類の中で最小の容量になります。iPad miniはマイクロSSDで容量を増やせませんし、データは外出ししてもアプリはSSDにいれるしかないので、買うならちょっと頑張って256GBをお勧めします。64GBだとソシャゲ3〜4本入れたらもうパンクしますよ。
iPad mini(A17 Pro)
iPad miniの最新モデルです。対応Apple PencilはApple Pencil Proなので第6世代から乗り換える人はPencilも変えないといけません。
SoCは去年発売のiPhone15Pro/ProMaxに使われているA17 Proのちょっとだけ劣化版、性能で言えばMチップ搭載のiPadに次いで2位クラスのレベルの高さです。ただ、性能が高すぎてベンチマーク以上でその性能を体感するのは難しいと思います。第6世代で十分すぎる性能があったので、それを2周り上回る性能を提供されても僕らでは「体感」できない(どっちにせよ処理が「一瞬」で終わるので)感じがあります。
ただ、原神・鳴潮・ゼンレスゾーンゼロ・ウィザードリィ ヴァリアント ダフネを遊んだ感じ、これは思い込みかもしれませんが画質が良くFPSが高く感じました。設定でも高画質高FPSを選べますし、それで詰まりを感じた事は一切ないので(原神とかコンボによってはエフェクトで画面埋め尽くされますがもたつきは一切なかったです)、これから5年つかうつもりなら是非iPad mini(A17 Pro)を選ぶべきだと思います。
そして容量が128GB/256GB/512GBになって最低容量が第6世代の倍になりました。更に最高容量が512GBになったので僕は512GBを買いました。
iPad miniはマイクロSDによる容量追加ができないので素の容量を増やす必要があるんですよね。ただこれは逆に素晴らしい事でもあり、増やした素の容量はアプリのインストールに使えるので、ソシャゲを10個くらい並行して遊ぶ人は512GBにしておけばパソコンなしでソシャゲのプレイが可能なのです。
後述するiPlay 60 miniシリーズは容量が128GBでマイクロSD対応ですが、マイクロSDにはアプリが入らないので、アプリをいっぱい使う人はiPad mini(A17 Pro)がお勧めです。
ちなみにセルラータイプはe-sim「のみ」対応なので、今第6世代でSIMを使って通信している人は物理SIMをe-simに変換してからe-simの移動が必要です。操作としてはそんなに難しくないですが、調べながらやらないといけないので面倒くささは否めません。
ALLDOCUBE iPlay 60 mini pro
ALLDOCUBE iPlay 60 mini proは格安8インチタブレットの期待の星です。
SSDは128GB、SoCはHelioのG99を使っており、セルラーとGPS対応で普段の売値は26000円くらい、セールだと22000円くらいで入手できます。
G99は性能バランスがいいんですが結構古めのSoCなので、原神とかを遊ぼうと思うと画質低で低FPSに設定してもエフェクトの多い場面では顕著にフレーム落ちが見られます。ゲーム機としては適していないですね。
ただマイクロSDが512GBに対応しており、信用できるメーカーで言うと東芝であるキオクシアの512GBのマイクロSDが普段売りで5000円ちょっと、セールだと4200円が狙えるので、セルラーで使うというよりはデータを全部マイクロSDに入れておき、マイクロSDからFHDの画面でコンテンツを楽しむ感じで使うのが良いかと思います。
またゲームをしないのであれば性能は全然問題ないので(ゲームより重い動画編集とか音楽編集とかは別ですよ)、スケジュールを管理したりWebを見たり電子書籍を読んだり動画を見たりは全然問題ないです。むしろ快適な部類です。
安く便利に8インチタブレットを使いたいのであればこれ一択だと思います。
ALLDOCUBE iPlay 60 mini Turbo
ALLDOCUBE iPlay 60 mini TurboはiPlay 60 miniの別基軸です。
完全なアッパーバージョンという訳ではなく、SoCと対応マイクロSDの最大容量を除いてはむしろiPlay 60 mini proに負けている部分が多いので、SoCに用事のある人(主にゲームをしたい人)とマイクロSDの容量が512GBでは足りない人向けの製品です。
SoCはSnapDragon6 Gen1を使っており、原神・鳴潮・ゼンレスゾーンゼロ・ウィザードリィ ヴァリアント ダフネは「普通」に動きます。高画質だと若干FPSが落ちますが通常画質ならエフェクト多めの画面でもそんなにフレーム落ちは発生しないのでゲーム機としては悪くない範囲かと思います。
肝心のお値段は普通売りで約4万円、かなり高めに見えるんですが、セール時価格は26000円くらいで買えるので、セール時に思い切って買ってしまうのもありかと思います。
ただ、iPlay 60 mini proと比べて劣っているのは、「セルラーなし」「GPSなし」「BLUETOOTHが5.3→5.0にダウングレード」という部分です。
基本設計がゲーム機だと思うので、出先でテザリングを使わないと遊べない「セルラーなし」と、GPSゲームが遊べない「GPSなし」はかなり痛いんですが、BLUETOOTHは別に困らないと思います。GPSゲームを遊ばないのであればセルラーなしはスマホからテザリングすればいいのでそんなに大きな問題ではないと思います。
家の中でWi-Fiを使いながらゲームをするには良いタブレットですし、1TBのマイクロSDが入るのは凄いと思うので(1TBのマイクロSDって二流メーカーであるGigaStoneですら12000円しますけどね。SanDiskなら16000円します)データを大量に入れていつでも見たい人のニーズにも合致すると思います。
という訳で4種類全て棲み分けできるので
という訳で、4種類の8インチタブレットはニーズが別途でマッチするので、どれが安牌という話ではなく、自分のニーズに合致するものを選ぶと良いと思います。
例えばApple Pencilで画面に書き込みたいならiPad mini、Apple Intelligenceに興味があるならiPad mini(A17 Pro)を選べばいいですし、書き込みができてゲームが出来て程度でいいなら中古セルラーのiPad mini第6世代の256GB版を買えばいいです。
画面書き込みに用がなくゲームをちょっとしたいならALLDOCUBE iPlay 60 mini Turboを買えばいいですし、ゲームも不要で手軽にWebを見たいならALLDOCUBE iPlay 60 mini proです。
今月の月末にAmazonでブラックフライデーをやるので、ALLDOCUBE関係はセール対象になる可能性がかなり高いですし、今から素振りを始めておくのがお勧めです。
この記事を書いた人 Wrote this article
如月翔也 男性
如月翔也です。ガジェットとAppleが大好きな中年男です。ガジェットがお好きな方、Appleがお好きな方、トラブルでお困りの方はぜひブログをごらん下さい。コメントを貰うと非常に喜ぶのでお気軽にコメントをお願いします。 詳細なプロフィールは「https://saigetudo.com」を御覧ください!